意外とホコリが溜まりがち!押し入れ・クローゼットのお掃除とダニ・カビ対策

【おそうじマスターズコラム】意外とホコリが溜まりがち!押し入れ・クローゼットのお掃除とダニ・カビ対策

意外とホコリが溜まりがち!押し入れ・クローゼットのお掃除とダニ・カビ対策

 

みなさん、押し入れやクローゼットの中は定期的にお掃除していますか?
実は、押し入れ・クローゼットは、お部屋の中でも浴室周り、キッチンやエアコンに次いで、ダニの餌になるカビが生えやすい場所なんです。

 

押し入れの中のカビを放っておけば、押し入れにしまったお布団やお洋服にダニが繁殖する原因にもなりかねません!
そこで今回は、お家の中でも見逃しがちな、押し入れやクローゼットなど収納周りのお掃除方法とダニ・カビ対策をお伝えします。

 

意外とホコリが溜まりがち!押し入れ・クローゼットのお掃除とダニ・カビ対策


 

押し入れ・クローゼットのお掃除方法

 

まずは、お部屋の窓や扉を二ヵ所以上開け、風の通り道を作り換気をしましょう。
お掃除のときは、マスクや手袋、メガネは必需品。部屋の換気を忘れずに、小さなお子さんやペットがいないときに行ってください。

 

押し入れ・クローゼットの中に入っている物は、すべて取り出します。
物が多いなら、事前に収納グッズを用意しておくと便利です、中の見えない段ボールに詰め込むなら、あとで見分けやすいように、中身のメモを張り付けておけば今後のお掃除が楽になりますよ。

 

収納されている物を取り出したら、掃除機でホコリを吸い取ります。床だけでなく、天井や側面のホコリも忘れずに吸い取りましょう。
空気清浄機があれば、目に見えないホコリも吸引してくれるのでオススメです。

 

▼カビ対策のポイント

 

もし、押し入れの中にカビが発生していたなら、この機会にカビを除去してしまいましょう。
この時に注意したいのが、カビ取り剤です。お風呂場やキッチンなどで使う塩素系のカビ取り剤は非常に強力です。
押し入れ・クローゼットで使うと壁が変色してしまうことも。また、においも独特で、中にしまった布団や衣類に映る可能性もありオススメできません。

 

かわりに使用するのが、薬局などで売っている消毒用エタノールと漂白剤です。
まず、まず殺菌力の高いエタノールをスプレーして、カビ細菌を除去します。残った色素は漂白剤で落とし、最後に扇風機や除湿機などでしっかり換気をすれば、お掃除完了です。


 

収納周りのキレイを保つ!日常で心がけたいお手入れ方法

 

荷物を詰め込んだ押し入れやクローゼットを定期的にお掃除するのは大変ですよね。
そこで今回は、収納周りをキレイに保つための予防法もご紹介します。


 

▼こまめな換気はなにより大事!

 

ホコリ・ダニ・カビの予防には、こまめな換気がなにより大切です。
ですが、押し入れ・クローゼットは意識しなければ空気がこもりがち。誰も来客のない日を狙って、窓を開けたり、換気扇を回して空気の流れを作りながら、扉を開ける機会を作りましょう。
押し入れの中にスノコを置くだけでも、床と物の間に空間ができるので、空気が循環しやすくなります。また、水分は空気より重いので、除湿剤は押し入れやクローゼットの床に近い場所へ置いた方が効果的です。


 

▼鉄筋の新築マンションは、クローゼットを乾燥させましょう

 

鉄筋コンクリートの建物は、新築のうちは木造に比べて湿気がこもりやすいので注意が必要です。
入居の際は、ウォークインクローゼットに荷物を入れる前に、壁にアルコールスプレーをかけて消毒してから2~3日扉を開け十分に乾燥させましょう。
また、クローゼット内部の湿気が落ち着くまでの数年間は、収納の扉を開けっぱなしにする日を多めにして、除湿器を使って意識的に乾燥させることをオススメします。


 

▼起床後、すぐに布団を収納しない

 

人間は、冬でも寝てる間にコップ一杯の汗をかいているといわれています。
押し入れに湿気をためないように、起床後の布団は、掛けふとんをめくった状態で、中にこもった熱や水分を十分に逃した後で収納しましょう。
また、脱いだばかりの洋服も汗で湿気がたまっています。いったん乾燥した部屋の中でハンガーにかけ、乾燥させてから収納する習慣づくりが大切です。

 

押し入れやクローゼットは、こまめに換気を心がけるだけでもカビやホコリがたまるのを予防できます。
そしてお洋服を入れ替える衣替えの時期や年末の大掃除、湿気が多くなる梅雨前は、収納周りのお掃除のベストタイミングです。
今回ご紹介したお掃除テクニックを、ぜひ清潔な収納作りにお役立てください!