今回のご相談は「合皮の椅子にボールペンで書いちゃった」というもの。

まずは必要な道具を揃えましょう！

• 消毒用アルコール（ドラッグストアで購入可）
• コットンまたは柔らかい布
• 重曹ペースト（重曹に少量の水を混ぜたもの）
• 中性洗剤
• 水と乾いた布

作業前に必ず目立たない箇所で試し拭きをしてください。
※合皮の種類によっては、アルコールで色落ちする可能性があります。
必ず椅子の裏側などで確認を。

落書きを落とす手順

1. アルコールで落書きを浮かせる
   コットンに消毒用アルコールを染み込ませ、ボールペンの跡を軽く叩くように拭き取ります。
   ゴシゴシこすらないことがポイントです！
   ※インクが薄くなってきたら、新しいコットンに取り替えながら作業しましょう。
2. 残った跡には重曹ペーストを！
   アルコールで取れなかった汚れには重曹ペーストを塗り、数分放置。
   その後、柔らかい布で優しく拭き取ります。
3. 仕上げに中性洗剤でお手入れ
   水に中性洗剤を少量混ぜたものを使い、表面をさっと拭いてから乾いた布で仕上げます。
   これでアルコールや重曹が残らず、綺麗に！

ご注意事項

• アルコールや重曹は適度に使いましょう。
  過剰に使用すると素材を傷める可能性があります。
• インクがどうしても取れない場合は、無理をせずプロのクリーニング業者に相談を。

ちょっとした落書きも、焦らず対処すればきれいに落とせます。

お困りのことがあればぜひお問い合わせください。