エアコン 試運転
今週は、日差しの届く日が多く、季節先取りの体感となりそうです。
そろそろエアコンの出番ですね。
本格的に使用する前に
エアコン各メーカーが故障やトラブルを防ぐための
試運転と点検方法について案内しています。
例年7月にエアコンに関する故障の問い合わせや
点検依頼が集中するそうで、
5月~6月前半に試運転を行うことで
対応を分散する目的もあるようです。
エアコンは熱中症対策としては不可欠なため、
必要な時に使用できないという状況とならないよう、
試運転を行いましょう。
試運転は
(1)運転モードを「冷房」に、
温度を最低温度(16~18度)に設定し、10分程度運転、
(2)冷風がきちんと出ているか、
異常を示すランプが点滅していないかを確認、
(3)さらに30分程度運転し、
室内機から水漏れがないかを確認、
(4)異臭や異音がないか確認、
という順で行います。
試運転の際に次のような症状があるかの確認をしましょう。
エアコンのチェックポイント
①電源が入らない。
[確認内容]
・リモコンの電池が切れてはいませんか?
・室内機の電源プラグがはずれていませんか?
・エアコンのブレーカーが「切」になっていませんか?
②リモコンは反応しますが、風が出てこない。
(風が出ない、風が弱いなどの症状)
[ワンポイント]
冷房や除湿運転のスタート時は
冷たい風を出す準備をしています。
約1分間お待ちください。
[確認内容]
・室内機のフィルターにほこりがたまっていませんか?
・「除湿」でご使用の場合は、
「冷房」に切り替えてお試しください。
・室温がエアコンの設定温度付近になっていませんか?
③ニオイがする。
④エアコンの効きが悪い。
(冷えない、冷えが弱いなどの症状)
[確認内容]
室外機の吸い込み口や吹き出し口は
ふさがれていませんか?
⑤ランプなどが点滅している
⑥エラーの番号などが表示している
なお各社HPには、それぞれの項目に対し、
故障診断のページも準備されています。
また、節電方法についても、
(1)2週間に1度のフィルター清掃、
(2)設定温度の目安を28度に、
(3)室外機の周囲に放熱を妨げる障害物を置かない、
などを案内しています。
事前の試運転で、安全で安心な夏を。