カーペットをコロコロしてゴロゴロしよう!
カーペットもフローリング床同様、
ホコリやチリが溜まりやすく汚れがつきやすい上、
付着した汚れをそのままにしていると、
ダニなどの温床になってしまうことも。
ダニの死骸や糞はアレルゲンとなり、
人体に悪影響を及ぼします。
そのため、カーペットの掃除の頻度は
2~3日に1回が理想とされています。
ご自身やご家族の健康のためにも
定期的な掃除を心がけましょう。
まずは、掃除機がけ。
普段、何の気なしにかけている方も多いと思いますが、
順番やポイントをおさえると
掃除機の効果がより実感できます。
掃除機をかける前に、ヘアブラシを使い、
奥に隠れたゴミやホコリをかき出し、
パイルの絡みを取ります。
次に、掃除機をかけます。
掃除機をかける方向は、
最初に毛流れの反対方向からです。
パイルはどこかしらの方向に
寝てしまっている場合が多く、
それを知らずに掃除機をかけても
表面のほこりが取れるだけで、
中に入り込んだほこりやゴミを
取ることは出来ません。
次は逆方向から。
一方向からだけでは
吸引しきれなかったゴミやホコリも
更に逆方向からかけることで
確実に取り切ることが出来ます。
掃除機をかけて取れない毛などを取るには
粘着式クリーナーがお薦めです。
掃除機と同じで、一方向からだけでなく、
反対からもコロコロしましょう。
カーペット用と表示されている製品は
粘着性が高いので、
凹凸のあるカーペットに適しています。
とくに、ペットを飼っている方は
普段からこまめにコロコロすると
予防掃除ができます。
また、ゴム手袋を装着しての掃除も
絡まった髪の毛やペットの毛が
ごっそりと取れるのでおすすめです。
ゴミを取り終えたあとは、
柔軟剤を希釈したスプレーを噴霧しておくと
静電気によるゴミの付着や
汚れの防止にもなります。
カーペットのにおい対策には、
重曹水を使った重曹スプレーがおすすめです。
カーペットがにおってしまう原因の多くは、
日常生活で付着した人の汗や皮脂。
重曹には汗や皮脂を落とす力があるので、
カーペットから嫌なにおいを防ぐことができます。
重曹水は、
水500mlと重曹大さじ1杯をスプレーボトルに
入れてよく混ぜます。
カーペットに重曹スプレーを吹きつけたら、
毛を逆立てるように雑巾で拭くだけ。
これだけで、付着した汗や皮脂などの汚れを
落とせます。
落とし切れていないように感じたら、
再度同じ作業を繰り返しましょう。
ちょっと手間ですが、
掃除を行なったあとは、
気持ち良くゴロゴロできます。
次回は、カーペットのシミ取りについて