フライヤーの掃除
業務用フライヤーのご依頼がありました。
コンビニバイトの経験を生かし、
上林が担当。
フライヤーのこまめなメンテンスは、
フライヤーそのものの寿命を延ばすことができますし、
ガス代・電気代の削減、コストカットにつながります。
そして何よりも
おいしい揚げ物を安定して提供することができます。
常日頃よりこまめに清掃しましょう。
日頃のお手入れの手順は大きく2工程です。
1.排油
2.油槽内洗浄
この作業によって油槽の清潔を保ち、
こびりついた揚げカスや焦げをきれいにします。
フライヤーの電源を切り、油の温度が下げます。
少なくても90℃以下になるまでは待ちましょう。
油温が高いと排油口を傷めたり、
油煙によって排気口に詰まりが起きたり、
火災の原因になることもあるので、
油はしっかり冷ましてから作業に入りましょう。
排油口に油漉し用の網を乗せた排油缶をセットし、
排油を開始します。
油槽内に残った揚げカスは
再給油するなどして取り除きます。
次に、
油槽内に水または湯と中性洗剤を入れ、
フライヤーを加熱します。
沸騰したら加熱を止め、
湯温が下がるのを少し待ちます。
少し時間を置くことで
こびりつきや汚れが浮きやすくなります。
湯を浸管の少し上くらいまで抜いたら
ブラシと洗剤で汚れや浸管の焦げ付きを
こすり落とします。
汚れの程度によりますが、
水を入れて抜く作業は
2~3回程度繰り返すとよいでしょう。
最後は洗剤を水できれいに流したら
清掃は完了です。
飲食店にとってフライヤー清掃は非常に重要です。
使用頻度にもよりますが、
2週間に1回、1か月に1回など定期的に行い、
使用して5年以上経過しているものは
メーカーの点検を受けたり、
プロの業者に清掃を依頼するのもよいでしょう。
ちなみに上林の作業のビフォーアフター
もはや新品!