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扇風機のお手入れ

ひと夏使った扇風機は、意外と汚れています。

来シーズンも気持ち良く使えるようお手入れをしましょう。

 

 

運転直後はモーター軸が高温になっているので、

お手入れは運転停止後30分程度待ち、

手袋を着用してから行ってください。

 

扇風機の掃除方法

掃除の手順は以下の通り。

ホコリを掃除機で取り除き、カバーを水ぶきする。

カバーなどのしつこい汚れには洗剤を使い、

羽根についた油汚れは住宅用中性洗剤や重曹を使い丁寧に洗う。

カバーや羽根をしっかり乾燥させて組み立てる。

部品がキチンと分解が出来ていれば簡単です。

 

 

●扇風機の前カバーを外す

カバーはクリップなどで留まっているので、

固定されているツメを外し、前カバーを取り外します。

分からない場合は説明書を参照。

 

●羽根(プロペラ)を外す

羽根を取り外します。

羽根は中央部分の止め具などでモーターの軸に固定されていますが、

回転時に緩まないように

ほとんどは通常のねじとは逆方向(向かって右回し)で緩むようになっています。

特殊なものもありますので緩まない場合は説明書を参照。

 

●うしろカバーを外す

後ろカバーは

固定用のパーツやリング状のナットなどで固定されています。

それらを取り外してからカバーを分解します。

パーツを分解したら全ての部品をなくさないように注意してください。

 

 

●ホコリを掃除機で吸い、水ぶき

まずは全体のホコリを掃除機であるていど取り除いてから、

固く絞った雑巾で水ぶきをします。

 

●洗剤で洗う

こびりついたホコリには、

住宅用中性洗剤を薄めものを用意して、

前後のカバーと羽を洗います。

スイッチ部分やリモコンなどは固く絞った雑巾で

汚れを拭き取ります。

台所用中性洗剤を溶かしたぬるま湯(40℃以下)に

浸した布で汚れをふきとった後、

洗剤がのこらないように乾いた布でからぶきしてください。

 

●ホコリが付きにくくなる裏技

扇風機の羽根は汚れが付きやすいですが、

ちょっとした工夫でホコリがつきにくくなります。

バケツいっぱいに5滴ほど柔軟剤を溶かし、

それを染み込ませたタオルを良く絞り羽根をふくだけです。

静電気を防ぎコーティング効果でホコリが付きにくくなります。

 

●扇風機を組み立てる

分解した逆の手順で組み立てれば完了です。

羽根を取り付ける際はしっかり固定されていることを確かめてください。

緩んでいると回転がぶれたり、

羽根がはずれる危険もあるので注意して下さい。

 

 

保管の際は、電源コードをコード入れに収め、

箱に収納するか、

ホコリがつかないようビニールをかぶせて、

湿気の少ないところに保管してください。