浴室の鏡の汚れ
水道水の中には、
カルシウムやケイ素、マグネシウム等の
ミネラル成分が含まれています。
鏡についた水滴が乾燥すると
そのミネラル成分だけが残り、
結晶になってこびりつきます。
これがウロコ状の汚れ、
水垢の正体です。
実は鏡に付着する汚れは、
ウロコ状の水垢だけではありません。
シャンプーなどの洗剤カスが
鏡に飛び散ったまま乾燥すると、
その脂肪酸成分が水道水の成分と結合し、
「石鹸カス」に変化。
この石鹸カスも、鏡の汚れの一つです。
石鹸カスや水垢が付着していると
鏡の映りが悪くなります。
水垢には酸を使って掃除しましょう。
汚れの落とし方
クエン酸水(水500mlにつき小さじ1を溶かす)や
ホワイトビネガー
(酸度5%ならそのまま使う、
5%より濃い場合は5%程度になるよう水で薄める)、
食酢(そのまま使う)をスプレーに入れて用意します。
上記酸スプレーをぼろ布やティッシュに染みこませ、
水垢が溜まっている部分に貼り付けて
しばらく放置します。
パックを剥がして軽く擦り洗いし、
水ですすぎます。
水垢が落ちきっていないようなら、
もう一度パックをします。
入浴が済んだら、
浴室を出る前にスポンジ等で鏡を軽く擦っておくと
汚れが溜まりにくくなります。
水滴が鏡の表面に引っかかりにくくなるので
水垢予防にもなります。
浴室に酸スプレーを常備し、
入浴ついでにスプレーして擦っておく習慣を
付けるのも水垢予防に効果的です。
入浴が済んだら
タオルなどで水滴を拭き取っておくのもよいでしょう。
水気を減らすことはカビ予防にもなります。