IGP5994

風呂釜の掃除(洗浄)

夏は屋内外の気温差が大きく、

外部環境によるストレスを受けやすい季節です。

 

食欲不振や倦怠感など

「夏バテ」にもなりやすいこの時期は、

しっかり湯舟に浸かり

心身ともにリラックスすることが大切です。

yjimage

さらに快適なバスタイムのため、

風呂釜の洗浄をおすすめします。

 

壁や床などの汚れは目につきやすいため、

定期的に掃除をしても、

風呂釜の掃除はほとんどしていないという方は

多いのでは?

yjimage

風呂釜の中は、

前に入った人の垢やその他の汚れを

お湯と一緒に吸い込むため、

少しずつ汚れが溜まっていきます。

 

見た目にはわかりにくいですが、

想像以上に汚れているらしい…。

 

 

手間なく簡単な洗浄方法は下記のとおり。

 

 

2つ穴(自然循環式)

yjimage

このタイプの風呂釜は、

内部にドロッとした湯垢が

たまりやすい傾向にあります。

 

日頃から水抜きをよくしたり、

掃除のたびに穴にホースの水を

勢いよく入れて洗ったりするなど、

湯垢をためない工夫をしましょう。

 

それでも湯垢が気になり始めたら、

次のようにして掃除をします。

 

・2つの穴の下の方を、古タオルなどで塞ぐ。

・上の穴から、酸素系漂白剤を50g程度流し入れる。

・上の穴から50~70℃のお湯を、

溢れる直前まで注入する。

・30分~1時間放置する。

・下の穴のタオルを外し、

・上下の穴から

それぞれ水道のホースで勢いよく水を流し、

湯垢が出尽くすまで洗う。

 

 

1つ穴(強制循環式)

yjimage

1つ穴の風呂釜や、

湯止めカバーのはずせないタイプの風呂釜の場合は、

残り湯を利用して洗浄します。

 

・浴槽に水位が穴より5cmぐらい上になるように

水を溜める。

風呂の残り湯を利用すると節水になる。

・酸素系漂白剤250gを残り湯に入れて、

ざっとかき混ぜる。

このとき粒子が完全に溶けていなくても構わない。

・40℃程度(入浴する温度程度)になるまで

湯を沸かし、

風呂釜の中を湯が循環することを確認する。

・洗浄したい風呂備品

(風呂椅子、洗面器など)があれば、

一緒に湯に浸けておく。

・浴槽に蓋をすると

温度が下がりにくく効率的に洗浄できる。

・3時間程度そのまま放置する。

・3分程追い焚きして

風呂釜の中に湯を循環させてから排水する。

・水道のホースで水を

穴に勢いよく当てて内部を洗う。

浴槽や風呂備品はスポンジで軽く擦り洗いする。

 

※ヒノキや大理石の浴槽、

24時間風呂にこの洗浄方法は使えません。

 

 

月に1回程度行うことで、

清潔な状態を維持できるので

気持ちよく安心して入浴を楽しむことができます。

yjimage