クレヨンの落書き 落とし方
今日のご相談は、浴室の壁のクレヨンの落書きについて
クレヨンには、油性、水性、天然素材といった種類があります。
油性クレヨン
一般的に多く使用されているタイプです。
ただ、壁や床に描いてしまったときは落ちづらいので注意しましょう。
水性クレヨン
水性クレヨンは水で落としやすいのが特徴です。
手や体についても水で洗えば容易に落とすことができます。
床や壁、家具に付いてしまった場合でも、
水拭きでさっと拭き取ることができます。
天然素材(蜜蝋や米粉、野菜など)
天然素材を使用したクレヨンは、
赤ちゃんや小さな子どもが誤って口に入れてしまった場合でも安心です。
また、合成界面活性剤や石油由来ワックスの有無も確認することで、
より安全性を高めることができます。
◇落書きされてしまった際の落とし方◇
油性クレヨン
油性の汚れ落としと同じ要領で落としますが、
こすりすぎると汚れが広がるので、
こすらず、叩いて落としましょう。
ツルツルした壁には以下の方法で
・適量のクレジングオイルを壁に手でなじませる
・汚れが浮いてきたら、水で濡らし固く絞った雑巾で拭く
・最後に乾いた雑巾で拭く
凹凸のあるビニールクロスの壁の場合は、
・歯ブラシにクレンジオイルを染み込ませ、
叩くようにして落としていく
・雑巾で水拭きのあと乾拭き
水分や油分を吸収する素材には向きません。
必ず、目立たない部分で試してから行ってください。
あるいは、牛乳を使って落とす方法もあります。
・牛乳を布にしみ込ませて、汚れた部分を拭く。
・雑巾で水拭きしてから、乾拭き。
・牛乳のニオイが残らないよう水拭きはしっかり。
落書き落としクリーナーなるものもあります。
落書きした箇所にスプレーするだけで落とすことができるスグレモノ。
水性クレヨン
ちょっとした落書きならば、
プラスチック製消しゴムで簡単に落とせることも。
文字を消す感覚で、軽くこすります。
この際力を入れすぎると壁紙が破れることがあるので
注意しましょう。
天然素材(蜜蝋)クレヨン
蜜蝋クレヨンには油分が含まれていないので、
比較的落としやすいです。
ツルツルした壁には以下の方法で
・使い古しの歯ブラシに中性洗剤をつける
・汚れた部分を軽く叩いていく
・雑巾で水拭き、乾拭きする
凹凸のあるビニールクロスの壁
・使い古しの歯ブラシに歯磨き粉をつける
・汚れた部分を軽く叩いていく
・雑巾で水拭きし、最後に乾拭き
お風呂場で使えるタイプのクレヨンがあるそうです。
掃除用スポンジで簡単に落とすことができるそうですが、
ユニットバスの場合にはうっすらと色が残ってしまうことがあるようですので、
必ず目立たない場所で試してから使用してください。