昨夜は同業の仲間と、エアコン分解洗浄の分解レベルについて深く掘り下げた議論をしました。

私たちの基本的な考えとして、

エアコンのオーバーホールや送風ファン、ドレンパンなどを取り外して行う洗浄レベルまで、すべてのスタッフが技術を習得し、経験を積むことを重視しています。

これは、どのような状態のエアコンにも対応できる、高い技術力を持つプロフェッショナル集団でありたいという思いがあるからです。

しかし、その一方で、「分解そのものが目的になってはいけない」という非常に重要な点も再確認しました。

お客様がエアコン洗浄に求めるものは、状況によってさまざまです。

例えば、

• カビやニオイを徹底的に除去してほしい：この場合、深いレベルの分解洗浄が必要になるでしょう。
• シーズンオフ前の簡単な清掃で十分：そこまで分解を必要としない、費用を抑えた洗浄で対応可能です。
• アレルギー体質なので、できる限り清潔にしてほしい：徹底した洗浄が求められます。
• 予算や時間に限りがある：お客様の希望に合わせて、最適な分解レベルと洗浄プランを提案する必要があります。

つまり、私たちは常に、お客様が「望む結果」と、それにかけられる「費用や時間」を考慮し、最適な分解レベルでサービスを提供していくべきだという結論に至りました。

※実際は　家庭用壁掛エアコンでいえば、１－２万・２－３時間くらいのコストや時間感覚で検討する方が大半でしょう

※５万以上かかるのであれば、新品交換を考えたほうが私は良いと思います（多機能な最上位機種を希望していない場合）

高い技術力は私たちの強みですが、

それをどうお客様に還元するかが最も大切です。

お客様一人ひとりのニーズに寄り添い、本当に必要なサービスを見極めて提供すること。

これが、プロとしてお客様に最高の満足を届ける道だと改めて感じた一夜でした。

追記＞

現場的にはあくまでも「オーバーホール」「背抜き（同業さんネット用語ですか？）」レベルの分解を目指して研修していく姿勢は変わりません！