会社をたたむ 原状回復
会社を畳むに当たって、片づけのご相談がありました。
会社の事務所を賃貸借契約に基づいて借りている場合は、
退去に伴って原状回復が必要になります。
入居時に施工した造作物などは全て撤去して
借りた時と同じ状態に戻す必要があります。
事務所を退去する場合は
机や椅子、キャビネットなどのオフィス家具などは処分する事になります。
知人に引き取ってもらったり、
オフィス家具の買取業者に依頼するなど再活用できるとベスト。
OA機器なども専門の引き取り業者があり、
データの消去も行なってくれるようです。
エアコンも専門の業者に取り外し、処分をお願いしましょう。
また、業務で使っていた書類などは
古紙を引き取りしてくれる事業者などを探して
適切に処分するようにしましょう。
それでも不用品が残ってしまったら、
不用品・廃棄品や家電・家具などの引き取りから処分まで行なってくれる
不用品回収業社に依頼しましょう。
不用品の回収は弊社でも承っておりますので、
お気軽にお見積もりをご依頼ください。
原状回復とは言葉通りに、
事務所などを退去する際に借りた時の状態に戻す事を指します。
通常は賃貸借契約書に原状回復に関する条項が設けられています。
国土交通省の原状回復をめぐるトラブルとガイドラインによれば
原状回復を「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、
賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損
(以下「損耗等」という。)を復旧すること」と定義しています。
トラブルを避けるためにも賃貸契約書の内容は事前によく確認しましょう。