暑さ対策はエアコンの室外機から
今年の夏(7~9月)の気温は全国的に平年より高く、
観測史上最も暑くなった昨年に匹敵する暑さとなる可能性があります。
梅雨明け後の本格的な暑さが訪れる前に
室外機の暑さ対策を行いましょう。
「エアコン」は、
外気温43℃で1時間の連続運転が可能というJIS基準がありますが、
それ以上の温度は規定がないらしいです。
「室外機」のある場所が43℃を超えると、
基板などが熱で故障しないよう安全装置が働いて
運転を止める場合があり、
場合によっては、エアコンの故障につながることもあるとか。
肝心なのは「室外機」が吸込む空気の温度を
上げないこと。
これから訪れる“危険な暑さ”の最中に
エアコンが不意に止まったり、
冷房がよく効かなかったりしないためにも
「室外機」のケアは大事です。
「室外機」の周りに十分なスペースがないと、
吹き出す温風がこもって周囲の温度が上昇し、
吸い込む温度も上がってしまいます。
空気がスムーズに流れるよう、
スペースを空けることが大切です。
エアコンメーカーは
室外機のファンに向かって右は少なくとも35cm、
左は10cm、背面は10cm、全面は20cm、
そして上面は解放することを勧めています。
室外機の上に植木などを置くと
振動で異常音発生の原因になったり、
金属の物を置くと錆びの原因になる可能性があります。
室外機に直射日光を当てないよう、
葦簀を立てかけたりして日陰を作りましょう。
エアコンの室外機周りの風通しを良くし、
日よけをつけて直射日光が当たらないようにすることで
省エネ効果も期待できます。
家電製品への負荷を減らし、
長く良いコンディションで動いてもらうためにも、
エアコンの室外機の暑さ対策をぜひ。