今回のご相談は、学校の体育館のピロティについて。

ピロティとは

1階部分は柱のみの構造で、2階以上を居住スペースとする建築様式のことです。

開放的な空間になるのが特徴で、

公共の建物や学校のエントランスや外廊下などで採用されていることが多いです。

ピロティは2階部分が屋根の役割をするため、

雨風はもちろん、夏の暑い陽射しも遮ることができるため、

子どもたちの遊び場としても重宝します。

一般的には上記のような造りをピロティと呼んでいるようですが、

学校によって体育館の名称は様々なようです。

今回のご相談は、

体育館の点検メンテナンス用に設けられている高所の通路についてでした。

一般的には、

体育館に設置された梯子を登った所にある2階の狭いスペースや座席回りなどの狭い通路のことを

「キャットウォーク」と呼びます。

「犬走り」と呼ぶことも。

いずれも犬一匹、猫一匹が通れるくらいの狭い通路のことですが、

中にはマラソンを行えるようになっている施設もあります。

学校の施設の名称は、それぞれの学校の特色が感じられ、

興味深いですね。

ご相談箇所のお写真などがあると

固定観念に囚われず、柔軟な対応ができますので、

ご依頼の際は、お写真をお送りいただけますと助かります。