浴室の鏡やガラスについたウロコ状の正体と落とし方
今回は、「浴室の鏡やガラスについたウロコ汚れ、どうにかならないの!?」というご相談。
1. ウロコ汚れの正体とは?
浴室の鏡やガラスにできるウロコ状の汚れ。
その正体は「水垢(みずあか)」です。
水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラル分が乾燥して固まり、
白く曇ったウロコのように見えるんです。
放置すると固くなり、普通の洗剤やスポンジでは落ちにくくなるので要注意!
※コーティング加工の施された鏡のウロコ落としには
コーティングを傷つけないよう慎重な作業が必要です。
特に、以下の点に注意しましょう。
- 強力な酸性・アルカリ性洗剤はNG:コーティングを剥がしてしまう可能性があります。
- 研磨剤入りスポンジや硬いブラシはNG:コーティング面に傷を付ける危険があります。
2. ウロコ汚れを落とすために必要な道具
- クエン酸(お酢でもOK!)
- スプレーボトル
- ラップ
- メラミンスポンジ(例:激落ちくん)
- 歯磨き粉
- 柔らかい布
3. ウロコ汚れを落とす手順
- クエン酸スプレーを作成!
スプレーボトルに水200mlとクエン酸大さじ1を混ぜ、よく振って溶かします。 - 汚れ部分にスプレー
ウロコ汚れにクエン酸スプレーをたっぷり吹きかけ、ラップで覆います。
これでクエン酸の効果を高めます✨ - 10〜20分放置
クエン酸がミネラル成分を分解するのを待ちます。
放置中に気になる箇所を軽くチェック! - ラップを外し、メラミンスポンジで優しく磨く
固くなったウロコ汚れを、円を描くようにこすりましょう。
力を入れすぎると鏡を傷つける可能性があるので注意。 - 仕上げに歯磨き粉を使用
鏡の輝きを取り戻したい場合は、歯磨き粉を布に少量つけて磨きます。
歯磨き粉の微粒子が鏡をツルツルに! - 水拭きと乾拭きで完了!
全体を水拭きしてクエン酸を洗い流し、乾いた布で仕上げます。
4. 頑固な汚れにはプロの道具を!
家庭用クエン酸やスポンジでは取れない頑固なウロコ汚れには、
ダイヤモンドパッドや専用の水垢除去剤を使うことも検討してください。
ただし、使用には専門知識が必要なこともあるので、
安全のためにプロにお任せいただくのがおすすめです!
5. 汚れを防ぐためのアフターケア
- 鏡やガラスを使用後は水分を拭き取る
毎回タオルやスクイージーで水気を切るだけで、汚れの再発を防止できます。 - 防汚コーティング剤を活用
汚れをつきにくくするコーティング剤を塗布するのも有効です。
浴室のウロコ汚れは、早めのケアで簡単に防げます。
でも、どうしても取れない汚れは弊社にご相談ください。