☆厚生労働省認定の技能検定「ハウスクリーニング技能士」取得☆
ハウスクリーニングといえば
無資格、無許可で気軽に独立できる業界…みたいな時代が続いており
本気で取り組み生業としているものとしては、しばしば不満に感じていましたが
「資格」というと、何らかのしがらみを感じてしまってとっつきにくかった点もあり
ずっとスルーしておりました。
特にハウスクリーニングの場合
NPOなどの団体も乱立し、
「どの資格がお客様の信頼に値するの???」
という状況がつづいていたのも手つかずの理由でした。
しかし
ここにきてようやく厚生労働省認定の国家資格(技能資格)として「ハウスクリーニング技能士」という資格が生まれたことを聞き
この2年社内では勉強し対策し受験に挑んでみました。
実は昨年は学科は合格ながら実技のテスト情報が無すぎて落ちてしまっていたのですが・・・
今回は無事合格!!
厚生労働省認定「ハウスクリーニング技能士」のいるお店として
おそうじマスターズがよりご信頼をいただけるキッカケになればと思っております。
私個人はいまだに「資格より現場スキルでしょ」と思っている部分はありますが
初めてサービス依頼するお客様の気持ちを考えれば何らかの「目安」が欲しい・・・という意味は十分に分かります。
実際、ハウスクリーニングの技術や結果に対する基準は各社(各職人)マチマチで
今までは「いい人にあたった(その逆もしかり)」
という運に頼る部分も多かったと思います。
そういう意味では
合格率も30%以下な狭き門であるハウスクリーニング技能士の資格取得に向けて
事前に勉強し
かなり手ごわいルールの実技研修を突破した面々というのは
それなりに技術力があると思いますし
なんせ
マナーや対応力が高いのだろうな、、、と思います。
おそうじマスターズは業界団体には特に属する予定はありませんが
これからも社員たちのキャリアアップのために
そして
はじめてハウスクリーニングサービスを利用検討しているお客様のために
「ハウスクリーニング技能士」
取得を目指していきたいと思います。
将来的には今のビルメンテナンス技能士みたいに
入札要件とかになればいいですね。
ちょっとはハードルが高くなったほうが
ハウスクリーニング全体のレベルも上がると思っています。
ちなみに
最近はコロナの影響で空室系のハウスクリーニング職人さんの一部が仕事を失っているようで
弊社にも数多くの職人さんから相談を受けています。
大半は意識も高く、勉強している人ばかりですが
一部は、いまだにやみくもに苛性ソーダなどのケミカル系を使っていたり
どの素材化も見極めないまま金タワシを使っていたり
ウェスも部位や用途で分けず、汚いままのぞうきんをつかっていたり
基本の部分のレベルが低いまま、
自己流で育っている人も増えているように感じています。
今まではそのレベルの人でも
弊社のアルバイトとして研修していただき、お付き合いするケースもありましたが
自己流または建設業の元受けさんの指示のみで作業を覚えた人達は
クセが強くてなかなか育ちません。
なんでも基本ってあると思うので
クセがつく前に
清掃の基本をこのような資格を通して学ぶこと自体は大事じゃないかと思います。
独立している職人さんであれば
名刺代わりに資格があってもいいかもしれませんね。