Yjimage

エアコンの寿命は10年?

今回のご相談は、

購入後15年経過したエアコンの

クリーニングについて。

 

一般的に市販されているエアコンの平均寿命は、

標準使用期間が定められている

10年と言われています。

 

エアコン室内機の下部には

このような表示もあります。

2bc5eb8ccf6afd95e82c71df94e966eb-m

 

エアコンが故障した場合、

メーカーが保有している部品を使って修理を行いますが、

その際に必要となる部品の最低保有期間が

最大10年と決まっている理由があるからです。

 

10年を越えてエアコンを使用すると、

経年劣化により破損や事故などを起こすおそれがあり、

なおかつ製造から10年を超えたエアコンは、

メーカーで保証が出来ないということになります。

 

購入後7年以上のエアコンに

以下の症状が出た場合は、

修理ではなく買い替えがおすすめ、とのこと。

 

①エアコンをつけると異音がする

yjimage

エアコンをつけたときに、

ガタガタ、カラカラといった変な音がする場合は、

エアコン本体の送風ファンの故障や

室外機のコンプレッサーの故障の可能性があります。

ただし、

フィルターの目詰まりやルーバーの作動不良といった、

掃除で解決できる場合もあるので、

まずはフィルターの掃除や点検をしてみましょう。

 

②エアコンの風が臭う

yjimage

エアコンからの風が臭う場合は、

エアコン内部に溜まったホコリや発生したカビが原因です。

フィルターの掃除である程度改善できることが多いですが、

掃除しても臭う場合は、

フィルター奥のファンや熱交換器に

カビが生えていることが考えられます。

ファンや熱交換器は、自分での掃除は難しいので、

エアコンクリーニングのプロに依頼しましょう。

もしクリーニングをしても臭う場合は、

エアコンの寿命と考えた方がよいでしょう。

 

③エアコンが効かない(冷えない・暖まらない)

yjimage

エアコンをつけても全然冷えない、

暖まらないという場合は、

まずはフィルターが目詰まりしていないかチェックし、

必要なら掃除ましょう。

フィルターに問題がなければ、

冷媒ガスの漏れなどの故障の可能性が高いです。

 

④エアコンをつけるとブレーカーが落ちる

yjimage

エアコンに限らず、家電を長く使い続けていると、

いつの間にか内部でショートや漏電が

起こっている場合があります。

エアコンをつけるたびにブレーカーが落ちてしまうなら、

そういった内部の不具合である可能性が高いです。

また、コンプレッサーの故障が

ブレーカーを落とす原因となっている場合も多いです。

ブレーカーが落ちる不具合は、

経年劣化によることが多いので、

買い換えの時期が来たと考えてよいでしょう。

 

⑤エアコン本体から水漏れする

yjimage

室内機から水漏れする場合、

ドレンホースの詰まりが原因かもしれません。

その場合、ドレンホースを掃除すれば水漏れは解決します。

ドレンホースの掃除でも直らない場合は、

フィルターやフィンも掃除してみましょう。

ここに汚れが溜まっていると、

内部に結露が溜まって

水漏れの原因となっている場合があります。

もしそれでも解決しない場合、

部品の故障が考えられます。

 

 

 

エアコンの寿命は約10年と言われていますが、

日常生活において

適切な方法でエアコンを使っている場合、

その平均寿命はおおよそ13年前後と、

メーカーが想定している年数よりも長くなっています。

 

エアコンの購入費用は最低でも5万円以上するため、

家電量販店独自の修理補償制度が

充実しているといった事情も、

エアコンの長寿命化に大きく関係していると言えます。

 

実際、15年、20年と問題なく使用されている例も多いです。

 

 

エアコンは使っていくうちに

汚れが溜まったりカビが生えたりすることで、

機能低下や故障につながります。

 

しかし、プロのエアコンクリーニングを

定期的に行ってメンテナンスしていれば、

良い状態で長く使い続けることができるのです。

 

おすすめのエアコンクリーニングの頻度は

年に1回。

yjimage

 

なお、弊社でクリーニングを行い、

クリーニングに起因して

エアコンを破損、動作不良が発生した場合、

責任をもって、誠実にさせていただきます(賠償責任保険 加入済)。

 

クリーニングの際は

細心の注意を持って作業させていただきますが、

自然劣化による部品の破損や

動作不良※などどうしても回避できない

稀なケースもございます。

(※エアコンクリーニングを行うことで

空気の循環がしやすくなるため

電流値が回復されます。

しかし、それによりショック状態になり

逆に動作不良になることがあります。)

 

ご理解いただけますと幸いです。