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オゾンによる消臭、除菌

新型コロナウイルスの感染力が、

人体に無害な低濃度のオゾンで大幅に弱まることを

藤田医科大の研究チームが実験で確認し、

26日に発表しました。

 

 

オゾンの分子式はO3、

つまり、酸素(O2)を原料にして作られます。

 

オゾンは極めて不安定で反応性が高いため、

何かと反応して、もとの酸素に戻ろうとします。

 

その時、雑菌や臭い物質と反応するので、

滅菌、脱臭が行えるのです。

 

また、空気中の酸素が原料なので、

いつでもどこでも安価に生成でき、

反応後は酸素に戻るため、

残留性がない、という優れた特徴を持っています。

 

 

空間の脱臭効果は目に見えませんが、

ホテルなどでその効果を発揮しています。

 

空間の悪臭・残り香だけでなく、

壁や床、カーテンやソファなどにしみついた臭いや、

臭いのもととなる菌も徹底除去。

 

芳香剤や脱臭剤は、

他の臭いでごまかしているだけで、

元の臭い自体がなくなるわけではありません。

 

また、定期的に補充や交換の必要があります。

 

オゾンによる脱臭は臭い自体を

分解し脱臭するため、

根本的な脱臭効果を発揮します。

 

ただし、オゾンは浸透性がないため、

即効性を求める場合、

何度か繰り返し脱臭する必要があります。

 

オゾン脱臭の際、

同時にエアコンを運転させれば

エアコン内部のカビ臭などのいやな臭いも

脱臭可能です。

 

なお、シンナー、トルエンのような、

科学的に合成され結合の安定した物質に対しては、

オゾンによる分解作用が働きにくいため、

脱臭効果は期待できません。

 

 

弊社で使用するオゾン発生機は

脱臭中は室内に高濃度のオゾンが充満するため

タイマーを設定し、

部屋から退出した状態で

消臭、除菌を行います。

 

タイマーが切れて消臭が完了したら、

オゾンと臭いが反応する時間を

30分から1時間程度取り、

その後入室可能となります。

 

オゾンは無色の気体です。

 

肉眼で見ることは出来ません。

 

しかし、オゾンには独特の臭いがあります。

 

身近な例では、

コピーをしたときに、コピー機内部から発生する

生臭い臭いがオゾンです。

 

ですので、

オゾンがあるかどうかは臭いによって

感じることが出来ます。

入室時に臭いがまだ残っている場合には、

窓やドアを開け、換気し、排気させます。

 

オゾン自体は、もとは空気の一種ですので、

窓の外に排出しても害はありません。

 

そもそも空気を元に作られた気体ですので、

排気で窓の外の空気が汚れる

といったことはありません。

 

 

消臭、除菌にぜひ、

オゾンの効果を実感してみてください。