20200904 01

シャワーホースの黒カビ

室の床や壁、浴槽はこまめに洗っていても

ついつい忘れがちになってしまうシャワーホース。

意外と見落としがちな場所なため

気づいたときには黒カビができていたなんてことも。

 

そもそもどうしてシャワーホースに黒カビが生えてしまうのでしょうか。

浴室は湿度が高く、カビが繁殖しやすい空間な上、

シャワーホースには石けんカスや、皮脂、手垢など

カビの栄養分となるものがたくさん付着しています。

また、一般的なシャワーホースはPVC(ポリ塩化ビニル)でできているため、

黒カビが繁殖しやすいです。

 

シャワーホースに黒カビができても、

軽めのものならお風呂用洗剤でこすれば落とせます。

しかしそれでは落ちない黒カビの黒ずみには、

塩素系漂白剤を使いましょう。

 

・まず、カビ取り前に皮膚を保護しましょう。

手袋、マスク、ゴーグル、長袖・長ズボンを身に着け、肌を保護します。

 

シャワーホースに漂白剤をかけます

泡タイプやジェルタイプのものですと、垂れ落ちることがないのでおすすめです。

 

10~15分程置く

カビがひどい場合は20~30分ほど置きます。

放置する時間が長いほうが効果が高まります。

ただし放置しすぎはホースを劣化させることがあるので注意しましょう。

 

よくすすぎます。

漂白剤が残らないようにしっかりと流水ですすげば完了。

まだカビが残っているようであれば歯ブラシを使ってこすり落とします。

 

 

 

シャワーホースにできる黒カビのほとんどは、

塩素系漂白剤を使えばキレイにできるはず。

しかし、長い間放置していた黒カビは

深くまで根を張っているため、落としきれないこともあります。

そんなときは、シャワーホースを取り替えるという方法も。

 

 

シャワーホースの黒カビを防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。

シャワーホースの黒カビは目につきにくいからこそ、

気づいた頃にはかなりひどい状態になっている・・・ということも少なくありません。

基本的なことですが日ごろから換気とこまめな掃除を心掛けましょう

 

シャワーホースを床につけない

シャワーホースがお風呂の床に接していると水はけが悪くなり、

ずっと濡れた状態になるため、カビが繁殖しやすくなります。

シャワーホースはできるだけ床に触れないように上にあげておきましょう。

 

水分を拭き取る

お風呂を上がるときに、

シャワーホースについた水滴を拭き取るのも大切です。

 

シャワーヘッドの水滴を拭き取る

シャワーヘッド部分から水が滴ってシャワーホースを濡らしてしまうこともあります。

シャワーヘッドの水滴も軽く拭き取っておくとカビ予防になります。

 

 

日頃からこまめな掃除を心掛けて

より良いバスタイムを過ごしたいですね。