チャタテムシの駆除と予防
チャタテムシの繁殖ペースは非常に高いため、
毎日のように卵が孵化し、
幼虫が育ってどんどん成虫が増えていきます。
幼虫は卵のように集まって生息するため、
見つけ次第、掃除機で吸い取ったり、
洗剤を付けて拭き取ったりしましょう。
また、殺虫剤も有効です。
動いているチャタテムシを見つけたら、
噴射タイプの殺虫剤で退治してもいいのですが、
吹き飛んでしまわないようになるべく離してください。
大量に発生してしまった場合などは、
くん蒸剤を使って、
部屋のなかをまるごと対策するのも◎。
チャタテムシが好む場所は、
暖かく湿気のある場所です。
逆に、寒くて乾燥した場所には生息できません。
チャタテムシは気温が18℃以下になると
活動が鈍ります。
湿度は55%以下になると成長も鈍り、
生存できなくなります。
チャタテムシの生息を予防するためには、
まず湿気に気を付けましょう。
チャタテムシを発生させないためには、
カビの予防対策が必須です。
湿気が溜まりやすい場所は、
なるべく風通しを良くするようにして、
畳や古い本などは虫干ししましょう。
菓子類や乾麺などの乾燥食品は、
密閉した容器に保存すると、
チャタテムシ発生の予防となります。
特に、袋を開けてしまった乾燥食品は、
袋の口をクリップなどで留めるだけでなく、
ジッパー付きの保存袋などに入れて保存しましょう。
アルミサッシのレールは、
冬に起こる結露により、
カビが発生しやすい場所になっています。
ホコリも溜まりやすく、
チャタテムシの餌となるものが集まっているので、
こまめに清掃するようにしましょう。
正しい駆除方法と予防策を行って、
チャタテムシの被害を回避しましょう。