今回のご相談は、店舗の看板のシール剥がしについて

現地にて確認したところ、

店舗やビルなどの入口上部に取り付ける横長型の看板

「ファサード看板」と呼ばれるものでした。

これは店舗のイメージや雰囲気を伝えるための重要な看板です。

アルミのベース枠と共に取付けられており、

電気工事などを必要とすることもあるため、

「ファサード看板」の撤去は、看板を設置した専門業者に任せた方が安心といえます。

「ウィンドウサイン」と呼ばれる窓ガラスへシートを貼った看板は

ご自身でもシール剥がしが可能です。

ウィンドウサインは、

インクジェットシートとカッティングシートを貼ることで表現しています。

カッティングシートは、時間の経過とともに粘着力が増していきます。

これはカッティングシートに限らず、
例えば家電などについているシールも古いものですと、
粘着剤がベトベトになりキレイに剥がれないように、
カッティングシートも時間の経過とともにより簡単には剥がれないようなっていきます。

そんなカッティングシートですが、
剥がし方としてはきわめてシンプルで、温めることで剥がすことが可能です。

カッティングシートを温める方法としては、
ドライヤーを利用する方法やスチーマーなどがあります。

ドライヤーはもちろん一般的な家庭用のもので大丈夫です。

温める程度は、手で触った際にギリギリ触れるぐらいしっかりと温める必要があります。

その為、熱しても大丈夫な設置面かどうかの確認、注意が必要です。

カッティングシートを剥がす方法として、

『シール剥がしスプレー』という商品もあります。

シール剥がしスプレーは、カッティングシートやシールへスプレーを吹き掛け、

スクレーバーと呼ばれるヘラのような道具を使うことでキレイに剥がれるといったアイテムです。
※色がついた壁面の場合は色落ちなども可能性がありますので、

目立たない部分で試してからご使用ください。