Images

水まわりのコーキング打ち直し

清掃以外のご依頼で多いものに

水まわりのコーキングの打ち直しがあります。

 

風呂場や洗面所、キッチンなど

水まわりの修理に必要なのがコーキングです。

 

コツをつかんでしまえば

業者に頼まなくても自分でもできるものです。

 

水まわりのコーキングを

上手に仕上げるためのやり方やコツは以下のとおり。

 

 

お風呂やキッチンなどの水まわりでは、

撥水性に優れたシリコン系のコーキング材を使用します。

 

お風呂やキッチン、洗面台などの水まわりのコーキングは

カビが発生しやすいので、

「防カビ剤入り」のコーキング剤を使用すると良いでしょう。

 

必要な道具

カッター コーキングガン 均し用ヘラ

ほうき スクレーパー マスキングテープ 雑巾

 

 

まず、既存のコーキングを剥がします。

コーキングの溝に沿ってカッターで切えり込みを入れます。

カッターで切り込みを入れたら指でつまんで、コーキングを剥がします。

だいたいのコーキングを撤去したら、細かい削りカスを撤去します。

コーキングを剥がしたら削りカスが残らないように掃除をして、

コーキングを剥がす作業は完了です。

 

次にマスキングテープを貼ります

コーキングを剥がしたら次にマスキングテープを張ります。

マスキングテープはコーキングを施工する箇所から

1mm~2mmほど離して施工をすると、

マスキングテープを剥がした際に、キレイに仕上がります。

コーキングはマスキングテープの張り方で仕上がりが決まるので、

隙間がでないように確認をしながら慎重に貼ることが重要です。

台所、洗面台、風呂場などはタイルが小さかったり、

作業スペースが限られているので、

幅の細いマスキングテープを選びます。

 

コーキングを充填します

カッターでコーキング材のノズル先を少し斜めにカットします。

ノズルの先を平坦にカットしたり、逆に角度がきつすぎる場合、

目地の奥までコーキング材が届きません。

最初から大きく切ると元に戻らなくなるので、

少しづつ斜めに切り込みながら、

ノズルの先端をコーキングしたい場所に合わせて

太さを調節できます。

 

コーキング材を専用のコーキングガンにセットして、

コーキングを充填します。

空気が入ると乾いてからコーキングが

ポコっと浮いてくる可能性があるので、

ノズルを押し付けるような感じで

空気の侵入を防ぎながらコーキングしていきます。

 

コーキングを充填したら専用のヘラで

コーキングを均します。

コーキングを均す際は施工箇所に応じた

形状のヘラを選ぶのが重要です。

ひとつの目地はゆっくりゆっくりではなく、

サーッという感じでならすのがコツです。

 

コーキングをヘラで均したら

マスキングテープを剥がして作業完了です。

 

シリコンコーキングは1時間ほどで硬化が始まり、

お風呂の場合、8時間ほどで通常通り使用することができるようになります。