節電・省エネ対策
現在の私たちの暮らしや社会は、
エネルギーの消費によって成り立っています。
日常生活に欠かすことのできない電気、ガス、水道はもちろん、
現代社会の基礎になっている運輸、通信なども
すべてエネルギーを利用しています。
さらに、食料品、衣料品など、あらゆる製品はその生産や流通の過程において
エネルギーを利用しています。
こうしてみると私たちの豊かな生活は、
直接エネルギー(電気・ガス・ガソリンなど)を使用する場面だけではなく、
様々な形でエネルギーを消費することによって支えられているのです。
省エネルギーは、
エネルギーの安定供給確保と地球温暖化防止の両面の意義をもっています。
エネルギーの安定供給確保は、
エネルギー資源のほとんどを輸入に頼っている日本にとって
最重要課題のひとつです。
地球温暖化防止については、
温室効果ガスの大部分を占めるエネルギー起源の二酸化炭素排出削減へ向けて、
省エネルギーへの必要性が一層高まっています。
効率よく消費エネルギーを抑えるには、
電力消費量が5割以上を占める、
エアコン、冷蔵庫、照明の節電が大きなポイントになります。
エアコンについては前述しましたので、
今回はその他の節電・省エネ対策について。
・冷蔵庫
無駄な開閉を控えるとともに、開閉は手早く行いましょう。
食品の傷みに注意しつつ、適切な温度に設定しましょう。
放熱スペースの確保のため、周囲と適切な間隔を空けて設置しましょう。
・照明
不要な照明はこまめに消灯しましょう。
ランプやかさが汚れると、明るさは極端に低下します。
ダイニングキッチンなどの汚れやすい場所は、こまめにお手入れしましょう。
インバーター式器具やLED電球など省エネ効果に優れたものに替えるのもおススメ。
・テレビ
部屋の明るさに合わせた適切な明るさで視聴するとともに、
視聴しない時はこまめに消しましょう。
・調理
ガスコンロは、炎が鍋底からはみ出さないように調節しましょう。
炊飯器は、タイマーを上手に使ってなるべく保温時間を短くしましょう。
真空保温調理器などもおススメ。
・給湯
シャワーは不必要に流したままにしないよう心がけましょう。
入浴は間隔をあけずにし、追い焚きの回数を減らしましょう。
・公共交通機関の利用促進
通勤及び業務時、並びに休暇におけるレジャー等における移動については、
できる 限り鉄道、バス等の公共交通機関を利用しましょう。
また、近距離の移動については、徒歩や自転車での移動を図るのも良いですね。
・エコドライブの実践
自動車を利用する場合には、
エコドライブ 10のすすめhttps://www.env.go.jp/content/900397998.pdf
を念頭に置いた運転を心がけましょう。
無理なく上手に節電・省エネを心がけましょう。