【おそうじマスターズ】意外と知らない身近な道具。掃除機の性能をフルに活かす正しい使い方
意外と知らない身近な道具。掃除機の性能をフルに活かす正しい使い方
最近、「掃除機の吸い込みが悪い」と感じたことありませんか?
掃除機で何度もゴミの上を往復したり、ヘッドを床や、壁際に強く押し付けたりするものの、スムーズにゴミを吸い込んでくれない…。
実はそれ、“間違った使い方”が原因かも。
今回は、そんな吸い込みが悪いと感じた掃除機に、ぜひ試してほしい“正しい使い方”と、お部屋のタイプに合わせた掃除機をかけるコツをご紹介します。
掃除機を使う前に知っておきたい3つのポイント
掃除機には、紙パック式とサイクロン式の2種類あります。
それぞれ特徴は違いますが、使う前に抑えておきたいポイントは同じです。
1.掃除機を持つときは背筋をまっすぐに
掃除機を持つとき、つい力が入って前のめりになってしまいがちですが、正しい姿勢は、リラックスして背筋を伸ばした状態です。こうすることで、腰痛防止はもちろん掃除機を持つ手に余計な力が入ることを防ぎます。
2.掃除機のノズルを動かす速さは、1往復5~6秒を意識する
掃除機を床に強く押し付けたり、素早く動かしたりしても吸引力が強くなったりすることはありません。最大のチカラを引き出すには、掃除機のヘッドと床が平行になるのを意識して、1往復5~6秒ゆっくりノズルを動かします。
これを意識するだけで、しっかりとゴミをキャッチしてくれるようになりますよ。
3.アタッチメントを付け替える
掃除機を購入した際についてくるアタッチメント、どこかにしまって、忘れている人も多いのではないでしょうか。
壁際や家具の隙間を掃除する際は、隙間用の細いアタッチメントに付け替えるのがおススメです。
大きなヘッドでそのままガシガシしてしまうと、ゴミの取り残しが出てしまうのはもちろん、お部屋や掃除機を痛めてしまいます。
ちょっと面倒でも、アタッチメントはこまめに付け替えましょう。
回転ブラシに絡まった糸くずや髪の毛のお手入れ方法
正しい使い方と合わせて、ぜひチェックしておきたいのがヘッドについている回転ブラシに絡まった糸くずや髪の毛のかたまりです。そのまま放置しておくと吸引力の低下はもちろん故障の原因に。
こまめにチェックすることで、掃除機の吸引力を一定に保ちます。
吸引口のお手入れ方法
1.掃除機の説明書に従い、回転ブラシを取り外します。
2.ハサミを使って、回転ブラシに絡みついた糸くずや髪の毛を除去
3.水ですすぎ、しっかり乾燥させてから、本体に戻します。
掃除機によっては、取り外しや水洗いができない物もあります。その際は、ヘッドを裏返し、直接ハサミで切り込みを入れながらゴミを取り除きましょう。
掃除機をかけるコツをシーン別にご紹介
・フローリング
人の動きによって埃が舞いやすいフローリングは、寝起きの掃除がおススメです。
掃除機の排気でせっかく床に落ちてきた埃が舞ってしまうこともあるので、かける前にモップやウェットシートで細かい埃を拭きあげるのがポイント。
・カーペット
毛の長いカーペットは、掃除機でゴミを取るのも一苦労。
特に、毛に絡みついた糸くずや、奥にたまった埃はゆっくり掃除機をかけてもなかなかとれません。
そこで、掃除機をかける前の一工夫。目の粗いブラシでカーペットをなでてあげると、奥にたまった埃や糸くずを掻き出してくれます。
あとは、カーペットの毛の流れに逆らって縦に1回、横に1回ずつゆっくりかけるだけ。
これで、いつも気になっていたカーペットの埃や絡みついた糸くずもスッキリです♪
・畳
“イグサ”と呼ばれる植物で作られている畳は、実はとってもデリケート。掃除機は、畳を傷つけないように、目に沿って1枚1枚優しくかけてあげるのがポイントです。
畳と畳の間のヘリや、壁際などは、隙間用の細いアタッチメントに付け替えて丁寧にゴミを吸い取りましょう。
まとめ
いかがでしたか?
普段何気なく使っている掃除機。
正しい使い方と、定期的なメンテナンスを行うことで、吸引力を損なわずに長く使うことが出来ます。
掃除機の吸い込みが悪いと感じたら、ぜひ今回の記事を参考に正しい使い方やメンテナンスを試してみてくださいね。