【おそうじマスターズコラム】お部屋にホコリを持ち込まない!衣類や洗濯物にホコリを引き寄せる原因と対策
【おそうじマスターズコラム】お部屋にホコリを持ち込まない!衣類や洗濯物にホコリを引き寄せる原因と対策
お部屋をホコリまみれにしないためにも、まめなお掃除は大切ですが、外から汚れを持ち込まないことも、同じくらい重要です。
わたしたちの衣服には、とてもホコリがつきやすいことをご存知ですか?
今回は、お家の汚れの原因にもなる「衣服や洗濯物につくホコリ」の対策法をご紹介します。
■衣服の“毛羽立ち”と“静電気”が吸い寄せるホコリの正体は繊維!
そもそも、ホコリは何でできているのでしょう?
成分をみてみると、なんと60%近くが「繊維」です。
ホコリは、衣服の“毛羽立ち”と“静電気”によって引き寄せられます。
また、繊維質のもの(タオルなど)をいっしょに洗濯することでつくことも。
日常生活の中で、わたしたちはたくさんのホコリを身にまとって暮らしているのです。
【ホコリがつきにくい洋服の素材とは】
ホコリのつき方は、洋服の素材によって大きく変わります。
特にウール素材は毛羽立ちも大きく、静電気も起こりやすいためホコリを溜め込みやすい素材です。
ニット・セーターなど編み込みのある洋服は、繊維の奥まで吸着してしまうため、一度ついてしまうとなかなかとれません。
また、フードやファーのついた服も、花粉やホコリを溜めるポケットを持ち歩いているようなもの。
お家に入る前に、いったん外でホコリを払っておきましょう。
ナイロン、ポリエステルなど、表面がすべすべした素材は、ホコリや花粉がつきにくい材質です。ただし静電気が起こりやすい点は気をつけなければなりません。
外出時には、玄関前でさっと静電気予防スプレーを洋服に吹きかけ、出先でも利用できるように、持ち歩くとると安心です。
反対に、ホコリを寄せ付けにくい洋服の素材の代表といえるのが、木綿(コットン)です。
表面がなめらかで、静電気も起こりにくい木綿は、『ウールの10分の1くらいしか付着しない』という調査結果があるほど。
とくに花粉の季節に外出するなら、なるべくウールのカーディガンなどを避け、木綿素材の上着とナイロンやポリエステル製のインナーを選びましょう。
■簡単!楽しい!衣服についたホコリの取り方
外でついてしまったホコリは、お家の中に入る前に取り除くことが大切です。
玄関には、ホコリを落とす専用グッズを用意しておきましょう。
【コロコロ(粘着ローラー)】
100円ショップでも購入できる粘着テープのついたローラー、通称「コロコロ」は、手軽に、強力にホコリが取れる便利なアイテム。
コロコロと服の上を転がすだけでみるみるきれいになるのが、はっきりわかるところが魅力です。
【洋服ブラシ】
ホコリを吸着するタイプの洋服ブラシも用意しておきたい道具です。
洋服ブラシには、ホコリを落とすだけではなく、衣服の「繊維の目を整える」「繊維に空気を通す」といった役割もあり、帰宅したときこまめにブラッシングすることで、洋服を長持ちさせる効果もあります。
■衣服をホコリから守る!洗濯時のひと工夫
ホコリは、洗濯時に付着することがあります。特に黒い洋服につくと目立ちますので、対策が必要です。
【柔軟剤を使用する】
柔軟剤を入れて洗濯をすると、静電気が予防できるためにホコリがつきにくくなります。
【タオルといっしょに衣服を洗わない】
タオル生地は、繊維が抜けやすい構造で作られています。ですので、他の衣類といっしょに洗うと、衣類に繊維が付着する原因になります。衣類とタオル類は、なるべく分けて洗いましょう。
外からホコリを家に持ち込まないための工夫をいろいろご紹介しましたが、それでも100%防ぐことは難しいのが現実。
知らず知らずのうちに溜まってしまった部屋のホコリは、ハウスクリーニングのプロ「おそうじマスターズ」にお任せください。
プロの技術でしっかりと頑固な汚れや細かなホコリを取り除きます。すっきりと磨き上げたお家で、快適な毎日を送りましょう。