【おそうじコラム】しつこいトイレ臭・原因はここにあり!毎日お掃除しても気になる匂いの解決方法
しつこいトイレ臭・原因はここにあり!
毎日お掃除しても気になる匂いの解決方法
トイレの臭いは、尿石という黄色っぽく固まった汚れが原因です。時間が経つうちにアンモニア臭を発生させます。プロのハウスクリーニング業者も行う、トイレ掃除のポイントをまとめてご紹介します。
便器のウラ・スミ汚れに注目
ウォシュレットが臭いの原因になることも
便器内はキレイに掃除していても、まだ見落としている箇所があります。キーワードはウラとスミ。見えない部分の汚れを定期的に掃除することで、臭いを撃退しましょう。
ふちウラの汚れは、直接かけるタイプの洗剤で
ふちウラ汚れには、専用ノズルの付いた洗剤を選び、直接噴射するのが効果的。こすらず放置するだけの簡単なものもありますので、手軽にキレイにできます。
ウォシュレットのウラは、説明書に従って年1回掃除
ウォシュレットのウラについた汚れは、トイレの取扱説明書を読みながら一度機械を外して掃除しましょう。こまめに行えなくても、年に1度の大掃除でキレイにしておくだけで臭いがぐっと軽減できます。
意外な臭い発生源 便器と床の接合部分は歯ブラシでかき取る
便器のスミ、床との接合部にも、意外と尿汚れが残ります。拭き取り掃除は、すき間に汚れを詰めることになり逆効果。使用済みの歯ブラシなどでかき取る掃除方法が効果的です。歯ブラシ交換時期が来る、1ヶ月に1度を目安に掃除を行いましょう。
どうしても気になる臭いの原因は、壁や天井に
便器の掃除と同じくらい重要なのが、壁や天井の拭き取り掃除です。ハウスクリーニング業者の作業工程にも必ず含まれている項目で、1回の掃除でも臭いが激減します。
アンモニアは空間の高いところに溜まる性質があります
尿汚れに気づかず放置してしまうと、そこから発生した臭いは壁の上部や天井など、高いところに溜まっていきます。これは、原因となるアンモニアという成分が空気より軽いため。トイレ掃除の仕上げには、壁と天井の拭き取りがマストです。
壁紙を傷めずに汚れを取る 柔らかいフキン+中性洗剤の最強タッグ
壁紙を濡れフキンで拭いたらぼろぼろになってしまいそう…。誰もが不安になりますが、そんなことはありません。中性洗剤を溶かした水を用意し、柔らかいフキンを浸してから固く絞りましょう。なでるように拭き取るだけで、しっかりと汚れが取れていきます。
仕上げの乾拭きも必要なく、大変簡単な掃除方法です。ゴシゴシと擦ると壁紙が傷つきますので、「優しく」を心がけてください。
便器内をマメに掃除していても、トイレの臭いは無くなってくれません。ウラやスミについた尿石汚れ、天井や壁に溜まったアンモニア成分を取り除くことが重要です。スッキリと臭わないトイレで、気持ちのいい毎日を送りましょう。