【おそうじマスターズコラム】花粉症対策に知っておきたい!お家で見落としがちな花粉がたまるポイントのお掃除方法
【おそうじマスターズコラム】花粉症対策に知っておきたい!お家で見落としがちな花粉がたまるポイントのお掃除方法
花粉症はつらいものです。
せめて家の中にいるときには、すっきりと穏やかな時間を過ごしたいですよね。
ところが、花粉はどこからともなく家の中に入り込んで、思わぬ場所に溜まってしまいます。
今回は、家の中で花粉が溜まりやすい場所のトップ3である「カーペット」「トイレ」「布団」のお掃除方法をご紹介します。
■カーペットのお掃除は「花粉を舞い上がらせない!」のがポイント
朝起きたら、明るい朝日を浴びながら、まずお部屋に掃除機をかける。
すっきりと清々しい一日のスタートが切れそうですね。
実は花粉対策としても、掃除機は、朝の早い時間にかけるのがベストなのです。
カーペットについた花粉には、掃除機で吸引するのが有効です。
このときに気をつけたいのが、下に落ちている花粉を舞い上がらせないことです。
日中、太陽が高くなって気温が上昇すると、空気が対流するために落ちていた花粉が宙に浮かんできます。
また、エアコンをつけたり人が動きはじめる時間帯になると、空気が動いて花粉が室内へ舞い上がります。
しかし朝の時間帯なら、気温が低く、人の動きもないので空気が静止しています。
そのため落ちている花粉を飛び散らせることなく、掃除機で吸い取ることができるのです。
【日中に掃除機をかけたいときは“加湿器”をつける】
とはいえ、朝の時間は何かと忙しく、なかなか掃除にまで手が回らないのも事実。
そこで掃除機をかけるのは昼間になることが多いですが、日中掃除機をかけるのであれば、
掃除機をかける前に、しばらく加湿器をつけておきましょう。
花粉には、『水蒸気と結び付くと重さが増して落下する』という習性があります。
その性質を利用して部屋の湿度を保てば、宙に舞っている花粉を自然に落とすことができます。
【掃除機は「ゆっくり」&「十文字」にかける】
カーペットの上に落ちた花粉は、繊維の奥まで入り込みます。
頑固に絡みついたものまで吸い取るためには、横目に沿った後、今後は次に縦目に沿って…という風に、
ゆっくりと、十文字に掃除機を動かせば、カーペットの奥まで入り込んだ花粉を、効果的に吸い取ることができます。
【最後に「掃除機」をさっと一拭き!】
部屋がきれいになっても、実は、静電気によって掃除機に花粉が付着している場合があります。
カーペットを一通り掃除し終わったら、最後に掃除機自体を簡単に水拭きしてください。
ウェットティッシュのようなもので簡単に拭き取るだけでも構いません。
花粉は水に付着する性質がありますので、それで充分きれいに取り除けます。
■花粉が落ちやすいトイレは“柔軟剤”を使って拭き掃除
トイレは、脱衣によって花粉が溜まりやすい場所です。
特に、トイレマットは花粉が落ちやすい部分ですので、こまめに洗濯しましょう。
花粉の季節に備え、スペアのトイレマットを何枚か用意しておくと便利です。
デザインや色が違うものを揃えておけば、トイレの雰囲気がガラリと変わり、いい気分転換にもなります。
便座や便器は、トイレクリーナーでさっと一拭きすれば、服から落ちて付着した花粉をきれいに落とすことができます。
また、トイレの壁や床などの掃除は、水を入れたバケツに柔軟剤を4~5滴たらし、その水を使って拭き掃除をすると効果的。柔軟剤には「静電気防止効果」があるので、掃除と同時に花粉もつきにくくなります。
■布団は“室内干し”が基本
花粉が飛び交う季節に布団を外へ干すのは、できるだけ控えたいもの。
春先の布団は“室内干し”が基本です。陽が当たりの良い窓際スペースがあれば、そこに広げておくだけでOK。
外干ししたのと同じように布団がふかふかになります。
また、最近は「花粉やダニ対策」はもちろんのこと、「温め機能」や「脱臭効果」がついている布団乾燥機も、安いものは1万円台で購入できます。
室内に布団が干せるスペースが無く、外に干した布団は、取り込む前に掃除機か布団クリーナーをかけ、必ず外で付着した花粉を落とすように心がけましょう。
室内で花粉が溜まる場所を心得てしっかりお掃除しておけば、家の中で花粉症の症状に悩まされることも最小限に防げます。
しかし、完全にきれいにしておくことは、案外大変なものです。
気をつけているのに、なかなかくしゃみや鼻水が止まらない…
そんなときは、ハウスクリーニングのプロ「おそうじマスターズ」にいつでも気軽にご相談ください。
お部屋の中で盲点になりやすいホコリの貯まり場まで、しっかりとお掃除いたします。