窓ガラス 水だけでキレイに
網戸の掃除が終わったら窓拭きへ。
外側→内側の順で行います。
外側の汚れは、
風にのって飛んでくる花粉や砂、泥、黄砂、雨が
原因であることが多いです。
空気中に含まれる砂やゴミなどの汚れは
風が吹くと窓ガラスに付着し、
そのまま放置しておくと
汚れが固まって落としにくくなります。
また、道路が近い部屋の場合は
排気ガスが原因の汚れがつきやすいです。
いずれの場合も汚れを放っておかず、
こまめに掃除することが
ガラスの綺麗さを保つ秘訣になります。
まずは洗車ブラシでホコリを取ります。
次に、窓ガラスを水浸しにします。
スポンジに水を含ませてびちゃびちゃになるくらい。
水はできるだけ多めにするのが良いですが、
水を流すのが難しい場所の場合は控えめに。
ここで、スクイジーの登場。
窓がびちゃびちゃになっているうちに、
スクイジーで水をかき取ります。
左から右へ引っ張るようにスクイジーを動かします。
平行ではなく斜めにして右側を少し残すのがコツ。
イメージとしては、7時5分の角度がちょうど良いです。
平行に動かすと水が真下に垂れてしまうため、
水滴の筋が残ってしまいます。
ななめにすることで水滴が右下に垂れ、
最後に右側部分をまとめて縦に引き下げることで、
拭き筋を付けずキレイに窓拭きができます。
コツを掴むのに少々時間がかかりますが、
慣れると簡単。
拭き筋を残さず、水だけで窓がピカピカになるので
とても気持ち良いです。
フチの部分などに残った水滴は雑巾でふき取ります。
外側が終わったら、今度は内側。
内側につく汚れの原因は、手垢やホコリです。
手の皮脂がガラスにくっついて
室内のホコリやゴミが付着します。
内側の窓を拭くときは、
室内が水浸しになりやすいため、
バスタオルを敷くなどの対策が必要です。
外側と同じ要領で、ホコリ落しから始め、
水で濡らし、スクイジーで水をかき取ります。
仕上げにメガネ拭き用の「東レ トレシー」や
セーム革などを使用するとさらにピカピカに。
また愛煙家がいらっしゃるご家庭では、
煙草のヤニがつきます。
キッチンに近い窓では、
料理することで油が含まれた水蒸気が発生し、
ガラスを汚してしまう場合があります。
こうした頑固な汚れにはセスキ炭酸ソーダ水
(水500㎖にセスキ炭酸ソーダ小さじ1)を
使用します。
ガラス全体に吹きかけ、
雑巾で汚れを拭い取ります。
1度で落としきれない場合は、
2、3回繰り返します。
最後に仕上げで精製水をスプレーし、
雑巾で拭き取ります。
これで曇りひとつない窓ガラスの完成です。
難しいのは、高所の窓。
脚立などに乗って掃除するのは、危険が伴いますので、
できれば避けたいところですが、
柄が伸縮して高いところも掃除しやすい道具を
用意することで、チャレンジできます。
洗車ブラシでホコリを取ります。
頭にホコリがかぶらないように対策をたてましょう。
次は窓を水浸しにしてスクイジーで掻き取ります。
ここで登場するのが、
スポンジとスクイジーが一体になり、
最長147.5cmまで伸びる「ガラスワイパー ジャンボ」。
ヘッドの片方がスポンジに、
もう片方が水切りゴムのスクイジーになっている
スグレモノで、
窓を水浸しにしたらすぐに水切りができます。
窓拭きは、水浸しにした後にそのままにしておくと
水滴が跡になってしまうので、
スピーディーに掻き取るのがポイントです。
次はサッシに挑戦。