キッチン シンク お手入れ ホーロー製
キッチンのシンク素材にはいくつか種類があります。
・ステンレス製
・人造大理石製
・人工大理石製(樹脂製)
・ホーロー製
・クオーツ製
など
それぞれ特徴とメリット・デメリットがあります。
お手入れ方法も含めてご紹介します。
ホーロー製
海外ではお馴染みですが、日本ではあまり普及していない素材です。
ホーローとは鉄やアルミなどの金属を下地にして、
その上にガラス質のうわ薬を高温で焼き付けたものです。
金属とガラスの特性を併せ持っており、
水や湿気、熱への耐性に優れ、
スチール製のタワシなどでこすっても傷つかない耐久性があり、
掃除もしやすいことで知られています。
◇ホーロー製シンクのメリット
・熱に強い
・臭い移りが少ない
・耐久性が高い
◇ホーロー製シンクのデメリット
・耐衝撃性など取り扱いに慎重さが必要
・長期間の使用で錆びが発生する可能性がある
◇ホーロー製シンクのお手入れ
ホーローは「シンクに水をためて洗う」という考え方で作られているので、
少ない水量で洗う洗い方をしていると、
食器が割れたり、傷つきやすくなってしまいます。
水アカ汚れ等も付きやすいので、
他の素材より少し気を使う必要があります。
ホーローは鋳物ですから、表面のコーティングを守ることが大事です。
お手入れするときは、表面のコーティングにキズをつけないように、
柔らかいスポンジや布と中性洗剤で行います。
もし、黄ばみやシミが出てきても、
研磨剤入りのクレンザーで磨くと表面のコーティングがざらついてしまうため、
余計に汚れがしみこみやすくなってしまいます。
黄ばみが目立つときには
柔らかい布に歯磨き粉をつけて優しくこすったり、
濡れたスポンジに重層をつけてこすったりすると、
表面にキズをつけずに汚れが落ちやすくなります。