浴室 壁掛けタイプ暖房乾燥機のお手入れ
浴室の壁掛けタイプ暖房乾燥機のお問い合わせが連発しました。
いずれも設置して10年以上のもの。
浴室暖房乾燥機には、
安全上支障なく使用できる標準期間である
「設計上の標準使用期間」を定めています。
使用頻度や使用環境などお客さまの状況により異なりますが、
標準的な使用条件のもとで使用した場合の設計上の標準使用期間は、
製造から10年と設定しています。
思わぬ事故・故障がおきる前に、
状況に応じて点検、取り替えを検討してください。
どれか一つでも当てはまれば経年劣化のサインです!
【エラー】度々、エラー表⽰が出る
【 音 】大きな運転音がする
【 音 】運転時、大きな振動音がする
【 症 状 】運転が始まらない
【 症 状 】なかなかスイッチを受け付けないことがある
【 症 状 】風量が弱くなっている
【 症 状 】水が垂れてくる
【 外 装 】本体の一部が変色・変形・割れがある
不具合がなくても
吸込口・フィルターに汚れがつくと、
風量低下や異常音発生の原因になります。
6か月を目安に清掃しましょう。
ご自身で行うことができるお手入れは以下のとおり。
1.フィルターランプ(フィルターチェック/予約ランプ)が点灯したら、お掃除のサインです。
2.運転を停止します。
3.フロントカバー
・乾いた柔らかい布で乾拭きします。
・汚れが気になる時は薄めた台所用中性洗剤に布を浸し、よく絞って汚れを拭き取ります。
・最後に水に浸してかたく絞った布で拭き取ります。
・格子部などの隙間は綿棒などを使って汚れを取り除きます。
4.フィルター
・分電盤のブレーカーを切ります。
・掃除機もしくは歯ブラシで軽くほこりを落とします。
・汚れがひどい場合は水で軽く洗い流し、
ぬるま湯か薄めた台所用洗剤に浸して軽く洗います。
・日陰で十分乾かしてください。※水平な所に置いてください。
注意
・熱湯で洗ったり、もみ洗いは絶対におやめください。
・ 火にあてたり、高温で乾かさないでください。
・金属タワシなどで洗わないでください。
5.清掃後、フィルターを取付け、フロントカバーを閉じます。
6.分電盤のブレーカーを入れます。
7.フィルターリセットボタンを長押し(3秒)します。
8.ワイヤレスリモコン
・布を水に浸してかたく絞り、汚れを軽く拭き取ります。