「ビルの窓清掃中に作業員が転落死 通行中の女性巻き込まれケガ」というニュースより
連日、物騒な事件のニュースが続いているので、なるべく見ないように過ごしていますが・・・
「ビルの窓清掃中に作業員が転落死 通行中の女性巻き込まれケガ」というニュースは
私たち清掃にかかわる仕事の人たちにとっては、背筋が凍るお話ではないかと。
窓清掃を担当した方のご冥福をお祈りいたします。
昨今では
安全に関する用具も高機能となっていますし
安全講習なども充実しています。
アンカーやロープなど安全確認、
フルハーネスの着用など
基本的なことは、どの職人さんも行っているはずです。
それでも、このような事件が周期的に起きてしまう状態があるので
出来るところから改善していかないといけないですね。
私はやはり、
マネジメントする側のレベルアップ(自分へ言い聞かせています)+ゆとりのある人員の確保(料金は上がりますが・・・)が答えじゃないかと感じています。
高所の窓ガラス掃除は、
とび職レベルの危険度があるのに、今ではビルメンテナンスの清掃スタッフの価格帯で扱われているケースもあるようです。
(お客様とのやり取りでも、軽くとらえているケースが多い)
労働安全衛生法では2M以上の作業が「高所」の定義になっているので
ゴンドラやぶら下がりの作業に対しては、もっと高価格帯になるべきじゃないかと思っています。
ちなみに
私たちハウスクリーニングの現場でも、
注文住宅では吹き抜けになっているケースも多く、
2M以上の高所で掃除をすることは頻繁にあります。
※リビングが吹き抜けているケース、シーリングファンまでは7尺脚立でも届かないのでローリングタワーや室内足場も必要(今回はリーチポールでできる範囲の作業)
軽ワンボックス車に乗せることができる最大の脚立が7尺脚立ですが
7尺というとおおよそ2M10センチくらい(確か)
脚立は天板に乗ってはいけないので
1段下げて乗ると、おおよそ1M90CMくらい。
1M90CM部分に1M70CM くらいのスタッフが乗って手を挙げれば
すでに3Mを超えており、「意外と怖い」です。
おそうじマスターズでは、「拭き抜けがある家の窓や壁、照明の掃除」「高所設置しているエアコンの掃除」などの場合は
足場となるスペースを確保の上で、補助メンバーを1-2名つけて施工するようにしております。
どのような安全対策をとるかは、写真をいただくか、現地調査の上でご提案しております。
興味のある方はお気軽にご相談ください。
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