梅雨の時期のおそうじ 洗濯機
梅雨から夏にかけては、
気温も湿度も上がり、菌が繁殖しやすい季節。
夏に注意すべきは、水分のあるところです。
中でも洗濯機は汚れたものが入る場所であり、
水を使うため湿度も高く、
家の中でもカビが生えやすい場所のひとつです。
カビの胞子自体は、空気中や土の中にも存在しています。
このため衣類にも付着することがあります。
このような衣類を洗濯すると、カビ胞子は洗濯液中に広がり、
石鹸カスを栄養源としてカビが増殖してしまいます。
洗濯機は、
取扱説明書に記載されている「洗濯槽のお手入れ」に従って、
お手入れをしましょう。
日常のお手入れをしていても、
使用条件によっては、カビが発生する場合があります。
洗濯後の衣類に黒っぽいワカメのようなものが付着しいていたら、
その正体は、洗濯槽の裏に付着した黒カビです。
洗濯槽の中に黒カビが発生してしまったら、
「槽乾燥」や「衣類用塩素系漂白剤での槽洗浄」では
黒カビを除去できないので、
「洗濯槽クリーナー」を使ってお掃除をしましょう。
『洗濯槽クリーナー』は、メーカー推奨のものがおすすめ。
縦型、ドラム式など、洗濯機の機種に合った洗剤を選びましょう。
カビの発生を予防するために
洗濯槽の中に、次に洗うものを入れておくのはやめましょう。
それは菌を培養しているのと同じことになります。
また、運転時以外は、常にフタを開けたままにしましょう。
洗濯槽のカビに困ったら、
プロによるハウスクリーニングを検討してみてもよいでしょう。