キッチン下のカビ

【コラム】キッチン下のカビ取りと防カビ対策!原因から予防法まで

【徹底解説】キッチン下のカビ取りと防カビ対策!原因から予防法まで

「なんだかキッチンの下からイヤな臭いがするな…」と感じていませんか?

それは、もしかしたらカビのせいかもしれません。シンク下の収納スペースは、湿気がたまりやすく、カビにとって絶好の繁殖場所です。

今回は、キッチン下のカビを自力で安全に除去する方法と、二度と生やさないための防カビ対策を徹底的にご紹介します。

 

なぜキッチン下にカビが生えるの?

 

まずは、カビが生える主な原因を見ていきましょう。

  • 湿気と水漏れ: キッチン下は、シンクや配管があるため、湿度が高くなりやすい場所です。わずかな水漏れや結露でも、カビは繁殖します。
  • 温度: 暖かく、光が届きにくい環境もカビが好む条件です。
  • 栄養源: 食べこぼしやホコリ、油汚れなど、カビの栄養源となるものが豊富にあります。

 

自分でできるカビ取り方法

 

カビ取り作業に入る前に、必ず換気を行い、ゴム手袋とマスクを着用しましょう。

 

準備するもの

 

  • アルコールスプレー(消毒用エタノール)またはカビ取り剤
  • キッチンペーパーまたは古い布
  • 歯ブラシやメラミンスポンジ
  • ぞうきん
  • ドライヤー(仕上げ用)

 

手順

 

  1. ものをすべて出す: シンク下の収納に入っているものをすべて外に出します。この機会に、不要なものを処分したり、物の整理をしたりするのもおすすめです。
  2. ホコリやゴミを取り除く: 掃除機やほうきで、床や壁面のホコリ、ゴミをきれいに取り除きます。
  3. アルコールスプレーでカビを拭き取る: アルコールスプレーをキッチンペーパーに染み込ませ、カビの生えている部分を拭き取ります。アルコールには殺菌効果があるので、カビの胞子を死滅させることができます。
    • カビ取り剤を使う場合: アルコールで落ちない頑固なカビには、カビ取り剤を使います。商品の使用方法をよく読み、正しく使いましょう。
  4. 水拭きと乾燥: カビや洗剤をきれいに水拭きで取り除きます。最後に、風通しをよくするか、ドライヤーでしっかりと乾燥させます。水分が残っていると、再びカビが生える原因になるので注意が必要です。

 

二度とカビを生やさないための防カビ対策

 

カビを駆除したら、次は予防が大切です。

 

1. こまめな換気と乾燥

 

  • 換気: 最も効果的な対策です。定期的に扉を開けて、空気を入れ替えましょう。
  • 乾燥剤や除湿シート: 市販の乾燥剤や除湿シートを置くのも効果的です。新聞紙を敷いておくと、湿気を吸い取ってくれる上、汚れてもすぐに取り替えられます。

 

2. 物を詰め込みすぎない

 

収納スペースにものを詰め込みすぎると、空気の流れが悪くなり、湿気がこもってしまいます。奥の物まで風が通るように、少し余裕を持たせて収納しましょう。

 

3. 水滴を放置しない

 

シンクから水漏れしていたり、配管に結露がついていたりしないか、こまめにチェックしましょう。もし水滴を見つけたら、すぐに拭き取る習慣をつけましょう。

 

4. 配管部品のチェックと交換

 

排水口の防臭キャップやパッキン類が劣化していると、隙間から下水の臭いや湿気が上がってきて、カビの原因になることがあります。定期的に状態をチェックし、劣化が見られる場合は交換を検討しましょう。ホームセンターなどで手軽に手に入ります。


 

まとめ:プロの力も検討しよう

 

自力でのカビ取りは可能ですが、カビの根が深く、なかなかきれいに除去できない場合もあります。特に、カビの範囲が広かったり、配管の奥など手が届かない場所にカビが生えていたりする場合は、プロのクリーニング業者に相談するのも一つの方法です。

「おそうじマスターズ」では、専用の薬剤と機材で、キッチン下のカビを根本から除去し、再発を防ぐためのアドバイスも行っています。

また、頑固なカビ臭には業務用消臭剤を使用し、さらに徹底的な脱臭には業務用オゾン脱臭機を導入することも可能です。これらは強力な消臭効果で、カビ由来の不快な臭いを元から分解します。

 

「自力では無理かも…」「徹底的にきれいにしたい!」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

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