エコ洗剤の基本 おがくず
おがくず(大鋸屑)とは、
目の細かい木屑です。
大鋸(おが)は
丸太から板を切り出すための大型の鋸のことで、
カンナで削った屑はカンナクズと言います。
おがくずは乾燥材を使用しているため、
水分の含有率12%と少ないことが特徴です。
水分量が少ないため、
液体を吸着するのに適しています。
床に液体を溢した。
子供やペットが粗相したり吐き戻したりした。
汁気の多い食材を落とした。
そんな時こそ、おがくずの出番。
汚れが発生したら素早くおがくずを
たっぷり振りかけましょう。
速やかに吸い取って
扱いやすいモロモロとした塊になります。
そうなったらスクーレパーなどでこそげ取って
そのまま生ゴミ入れへ。
流しに捨てるのが憚られる料理の残り汁や廃油、
食器に溜まったドレッシングやソース類は
おがくずに吸い取らせて処分しましょう。
本当に綺麗に吸い取れるので、
後の食器洗いが格段に楽になります。
生ゴミの消臭にも絶大な効果を発揮します。
ただし、引火しやすいため
おがくずを入れたままの加熱や、
火のそばでの使用は避けてください。
油の処理に使うときは、事故防止のため、
油が十分に冷えてから振り入れてください。