±0(プラスマイナスゼロ)ドーナツ型加湿器のお手入れ
今回のご相談は、±0の加湿器。
±0は、日本発の家電・雑貨ブランドです。
日本の家電ブランドということがまず魅力の一つでしょうか。
±0のブランドの意味は「ちょうどいい」を表わす記号のようなものです。
「ちょうどいい」かたち
「ちょうどいい」大きさ
「ちょうどいい」価格
生活に馴染みやすく、おしゃれでありながら、
シンプル、かつ高品位なところも魅力です。
『±0(プラスマイナスゼロ)』の加湿器といえば、
すでに販売終了となっているキュートなドーナツ型の加湿器が有名です。
このドーナツ型のお手入れは下記のとおり。
◆ 本 体
¡柔らかい布でふきます。
※汚れがひどいときは、うすめた台所用中 性洗剤(食器用)を
しみ込ませた柔らかい 布でふいてから、乾いた布でふき取って ください。
※リングパッキンが正しく セットされているか、
確認してください。
◆ フード・パッキン
水で流し洗いをします。
(パッキンがはずれたら、もと通りに取り付けてください。)
※パッキンが消耗すると、
湯気がタンク内側 に漏れ、結露・水滴が多量に発生しやすく なります。
(冬場など、タンクと加熱皿の温度差により結露が発生する場合がありますが、
これはパッキンの消耗ではありません。)
◆ タンク
タンクに少量の水を入れ、
キャップを締めてよく振って洗った後、排水します。
(タンクを落とさないようにご注意ください。)
※汚れがひどいときは、2~3回くり返して ください。
◆ クリーニングフィルター
水を流しながら柔かくなるまでもみ洗いを します。
※水アカがたまるとクリーニング フィルターが固まり、
加湿量の 低下や水漏れの原因になります。
◆アロマポット
うすめた台所用中性洗剤(食器用)で洗い、水で流します。
水をよくふき取ってください。
※オイルが手についた場合は、せっけんでよく洗ってください。
◆マグネットプラグ受け・マグネットプラグ
電源プラグとマグネットプラグを抜きます。
マグネットプラグ受け、
マグネットプラグについたほこりを綿棒等でふき取ります。
◆フィルターカバー(エアーフィルター)
水平に引き出してください。
水受け部に水がたまっているときは捨ててください。
エアーフィルターをはずし、軽く手でたたいて
ほこりやごみをとり除いてください。
汚れがひどい場合は、水洗いし日かげで干してください。
フィルターカバーは、うすめた台所用中性洗剤(食器用) で洗い、
水で流してください。
◆加熱皿
本体からフード・クリーニングフィルターを取り、
本体に刻印されている「排水方向」に本体を傾けて、
送風口に水 が入らないようにゆっくりと排水します。
※フードを外さずに排水すると、
送風口から本体内部に水 が入り込んで、
故障や不具合となる恐れがあります。
※排水するときは、電源プラグを抜いてしばらく放置し、
本体内のお湯が十分冷めてから行ってください。
ごみを取り除き、柔らかい布で水ぶきをしてください。
※お手入れをしない期間が長くなると、落ちにくくなりますので、
こまめにお手入れしてください。
※水アカが落ちにくいときは、クエン酸洗浄※を行ってください。
※クエン酸洗浄のしかた
1 タンク・フードを取り外し、
排水方向から残った水を排水します。
2 加熱皿にクエン酸約5gを入れ、フードを取付けタンクに水を水位
線まで入れて、セットします。
※ クエン酸が多いと、故障の原因になります。
※ クエン酸は、必ず市販の顆粒タイプを使用してください。
※ 固形タイプ(ポット用洗浄剤など)を使用すると必要以上に気泡が発生し、
送風口に沸騰水が流入したり、蒸気吹出口から沸騰 水がでることがあります。
3 コードセットを接続し、切換ボタンを1回押し加湿「標準モード」 で1時間加湿します。
4 切換ボタンを2回押して「切」にし、
1時間以上さましてからタン ク・フードをはずし、
排水方向から水を捨て柔らかい布で残った水 アカをふき取ります。
5 再度フード・タンクをセットし、
加熱皿に水がたまってからタンク・ フードを取り外し排水します。
このすすぎ洗いを2~3回繰り返します。
6 タンクの水を入れ替えます。
※タンク内にクエン酸成分が残ると臭いの原因になります。
※水アカは、水道水に含まれているミネラル分(カルシウム、マグネシウム等)が析出した ものです。
水アカがたまるとクリーニングフィルターが固まり、
加湿量の低下や水漏れ、 不具合の原因になります。
※お手入れは定期的に行ってください
・汚れがひどくなると加湿量の低下や故障・悪臭の原因になります。
・ベンジンやシンナー、アルコール、アルカリ洗剤などは絶対に使用しないでください。
本体や部品を傷めます。
・お手入れ後は、各部品をもと通りにセットしてください。
※お手入れは電源プラグ・マグ ネットプラグを抜いて
十分 さめてから行ってください。感電ややけどの原因となります。
※お手入れに下記の洗浄剤は使用しない
塩素系・酸性タイプ・アルカリ性・ポット用洗浄剤(固形)
有毒ガスが発生し、健康を害したり、故障の原因に なります。
※お手入れ後は十分乾燥させ、各部品は正しくセットしてから使用します。
感電・水漏れの原因になります。
保管するときは
1 お手入れの後、水をふきとり十分に乾かす。
タンク内の水は、キャップをはずし給水口を下に傾けて、
左右に 振りながら完全に排水します。
その後は、キャップをはずした状態で十分乾かしてください。
※水が完全に抜けなかった場合は、
タンクの給水口から乾いた布を タンク内に落とさないように入れ、
吸い取るようにすると完全に 抜くことができます。
2 クリーニングフィルターとエアーフィルター の水をよくきり十分乾かす。
3 お買上げ時の包装箱に入れて保管する。
※コードはポリ袋に入れてください。 緩衝材(発砲スチロール)に触れると、
コードが いたみます。
※高温になるところを避け、湿気の少ないところ に保管してください。
フィルターは現在『±0(プラスマイナスゼロ)』で販売中の、
スチーム式加湿器 Z210のフィルターを使うことがで