ウッドデッキのお手入れ
ウッドデッキの掃除方法は、
使われている材質により異なります。
人工木
①ほこりや靴跡、雨シミにはまず水洗いをします。
汚れ具合によっては
デッキブラシやたわし使って
長手方向に沿って水洗いして下さい。
最後に水をふき取ります。
②飲み物のこぼれジミには
台所用の中性洗剤を使って
①と同じ要領で洗浄すると効果的です。
③カビによる黒っぽい斑点の場合は、
次亜塩素酸系の漂白剤(カビキラーなど)を
その漂白剤の使い方に沿って行ってください。
漂白剤洗浄時の水洗いはしっかりと行って下さい。
それでも取れない場合はもう一度行ってください。
※漂白剤を使用する場合は、近くに植物が無い事を確認しましょう。
④錆には市販の木材洗浄剤で
①と同じ要領で行う。
⑤広範囲のほこりや薄汚れには高圧洗浄機で、
こちらも長手方向に向かって洗浄するとよいでしょう。
最後はよく水をふき取りましょう。
⑥キズや焦げ跡、頑固な汚れには
市販のサンドペーパー
(商品によりますが40番から60番がオススメ)を使って
長手方向に削って、
最後に水洗いと水拭きを行って下さい。
天然木
メンテナンス方法は、人工木と基本的には同様。
天然木は人工木より繊細なため、
下記の手順で丁寧に掃除して、
きれいな状態を維持しましょう。
① 表面の汚れをほうきで掃く
砂埃や泥をほうきで掃き、表面を掃除します。
砂埃がウッドデッキの上にあると
ひび割れや腐敗を招きやすく、
日常的な掃き掃除が不可欠です。
② デッキブラシで掃除する
全体を濡らし、木目に沿ってデッキブラシでこすります。
その後、固く絞った雑巾で、
全体を拭いてください。
この時にも木目に逆らわないよう、
長手方向に動かします。
③1~2日、日光にあてる
1~2日は乾燥させ、湿気を外へと逃します。
天然木は、水分を吸収しやすい素材です。
不十分な乾燥では、腐朽菌が活性化し、
カビやコケの増殖や色落ちを招くことがあります。
日頃のお手入れと並行して、
年に2~3回高圧洗浄機などを使って
汚れを落とすことをおすすめします。
高圧洗浄機の水圧で、
木材に染み込んでしまった、
普段は取れなかった汚れをすっきりさせましょう。
日頃のお手入れで取り除けない手強い汚れは、
長期的に放置すると木材のダメージにつながってしまいます。
ただし、高圧洗浄機は圧力が強いので
木材を傷める可能性があります。
頻繁に使用するのは避けましょう。
高圧洗浄機がない場合は、
念入りにデッキブラシでこすり洗いをすると、
汚れを落とすことができます。