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ガスコンロ 火がつかない 原因と対処法

ガスコンロを使おうと思ったら、

火がつかなくて困ったことはありませんか? 

そんな時は、以下の原因をまずは確認してみましょう。

 

ガスの元栓は開いているか?


ご自身では触っていなくても、ご家族が元栓を閉めていた可能性もあります。

まずは、ガスの元栓が開いているかを確認しましょう。

 

2~3口あるガスコンロのうち、1つつかないのか?全てつかないのか?


全てがつかない場合は、

電池切れやガスメーターでのガス遮断の場合があります。

他はつくけど、片方はつかないという場合、

部品に問題があるかもしれません。

 

 

本体の電池切れ

電池交換のお知らせランプが点滅していませんか?

ガスコンロの多くは、着火に乾電池を使用して火花を起こして火をつけます。

乾電池切れの場合は新しい乾電池に交換してください。

ガスコンロに使用される乾電池の多くは「単一電池」(大きいサイズの電池)で、

使う頻度の高いガスコンロには長持ちする「アルカリ乾電池」がおすすめです。

 

コンロ部品の設置箇所のずれ

ガスコンロの部品をきちんとセットしていますか?

バーナーキャップは鍋を置く部分にある部品で、

お手入れや調理器具を動かす際に当たったりしてズレることがあります。

バーナーキャップには「前・うしろ・▲」など取り付け位置の目印がありますので、

位置を合わせて手で簡単に元の位置に戻すことができます。

 

コンロの部品の汚れ

ガスコンロの部品が汚れていないか確認してみましょう。

ガスコンロは、調理中の吹きこぼれや飛び跳ねなどでよく汚れます。

ガスコンロのバーナーキャップ・点火プラグなど、

コンロの熱源周辺にコゲなど汚れがこびりついていないか確認しましょう。

ガスコンロを使い終わったら、

濡れ雑巾やキッチンペーパーでさっと全体を拭き、

熱い部分は冷めてからブラシなどでこすってお手入れをしておくと、

不具合が出にくくなります。

 

チャイルドロックがかかっている

お子様が誤って触ってしまわないよう、

ガスコンロにチャイルドロック機能が装備されている機種があります。

ロックが解除されているか確認してみてください。

解除方法がわからない場合は、取扱説明書で確認しましょう。

 

バーナーキャップが濡れている

洗ってすぐの調理器具をそのままガスコンロに置くと、

水滴がついてすぐ火が消えてしまうことがあります。

調理器具を洗ったあとは軽く拭いてから

ガスコンロの上に置くと安心です。

 

温度センサー・立ち消え安全装置の作動

「温度センサー」は熱源の中央に飛び出ている細い筒のような部分で、

火をつけたままの状態で高温になりすぎないよう自動的に火を消します。

「立ち消え安全装置」は、ガスコンロの熱源部分にあるペン先のような突起部分で、

調理中の吹きこぼれなどで火が消えてしまった場合に、安全のため自動でガスを止める機能です。

 

これらの装置も汚れていると誤作動を起こすことがありますので、

まずは汚れを落として点火するかどうかを確かめてみましょう。

 

ホースのねじれや緩み

ガス元栓とガスコンロはホースでつながっていますが、

お手入れの際にガスコンロを動かすことがあると

ねじれたり緩んでくる場合があります。

また、ホースは消耗品ですので劣化してきます。

ひび割れや変色などが起こっている場合も、

新しいホースへ交換が必要です。

 

エアコン・扇風機・加湿器の使用

火がすぐ消える場合、

エアコンや扇風機の風がガスコンロに当たっている可能性がありますので

風向きを変えてみましょう。

 

また、ガスの火が赤やオレンジ色の場合は

加湿器が影響していることがあります。

加湿器に使う水道水にはアルカリ性の金属が微量に含まれており、

ガスと反応して炎が赤やオレンジ色になることがあるそうです。

加湿器の使用を中止して、炎が青い色になれば正常運転しています。