Magic Square W0232

シール剥がし

商品に貼られているラベルや

子供が家具に貼ってしまったシール類を

剥がそうとしてもうまくいかない、

と悩んでいる人は多いことでしょう。

 

せっかく気に入って購入したものや

お気に入りの家具に

シールの跡が残ってしまうとがっかりします。

 

また、ベタベタが残ってしまうと

そこにホコリなどがくっついて

汚くなってしまいます。

 

 

そこで今回は、

シールを上手に剥がす方法を紹介します。

 

 

まず、シールに水をつけてふやかします。

シールが貼られたものごと水につけてもいいですし、

シールに水をかけて乾かないようにラップをして

ふやかしてもいいでしょう。

10分~20分くらいおいたら、

端からシールをめくってみてください。

簡単に剥がすことができます。

 

ベタベタが残ってしまった場合は、

中性洗剤をつけてスポンジなどでこすってみましょう。

中性洗剤の界面活性剤が

シールのベタベタを落としてくれます。

 

中性洗剤ではベタベタが落ちない場合は、

セスキ炭酸ソーダの水溶液がおすすめです。

粘着剤は酸性の物質が多く使われているので、

アルカリ性のセスキ炭酸ソーダが有効です。

セスキ炭酸ソーダの水溶液を

ベタベタした汚れにつけ、

20分くらいおいたら

スポンジなどでこすってみましょう。

 

 

あるいは、

ドライヤーの熱を使って剥がす方法もあります。

シールにドライヤーの温風を10~20秒間ほどあててから、

ゆっくりと剥がしましょう。

シールが冷えると再び粘着剤が硬くなるので、

熱を加えたらすぐに剥がすのがコツです。

水につけられないものに貼られたシールを

剥がすときに便利でしょう。

プラスチックや樹脂でコーティングされ、

水につけても粘着面まで浸透しないタイプのシールにも

この方法は有効です。

 

 

またはシール剥がし剤を使う方法も。

壁に接着するタイプのフックなどに用いる

強力な粘着剤も溶かすことができるので、

中性洗剤やセスキ炭酸ソーダ、

ドライヤーの熱風でも剥がせなかった場合に試してみましょう。

ただし、薬剤によっては

プラスチックや木材などを傷めてしまうことがあります。

シール剥がし剤を購入するときは、

使える材質、使用禁止の材質を確認してから購入しましょう。

使用できる材質かどうか判別が付かない場合は、

目立たない場所で

材質の変質や変色がないか試してみてください。

シール剥がし剤を用いてシールを剥がす場合、

まずシール全体に剥がし剤をかけます。

大きなシールや、樹脂、プラスチックなどで

コーティングされたシールは、

カッターなどで切れ込みをいれてから

薬剤をかけると浸透しやすくなるでしょう。

2~3分置いてから、

シールをかき落とすように剥がしてください。

プラスチックのへらなどがついている場合は、

それを用いてもいいでしょう。

 

粘着剤だけ残ってしまった場合、

メラミンスポンジでこすり落とすのがおすすめです。

メラミンスポンジは

プラスチックやガラス、陶器のほか、

木材や塗装した合板などにも用いることができます。

あまり力を入れず、軽くこするのがコツです。

 

なお、消しゴムを用いても

同じように粘着剤をこすり落とすことができますが、

消しゴムは摩擦力が大きいので

塗装が剥げたり

シールを貼った場所を傷めたりすることがありますので、

注意しましょう。

 

また、メラミンスポンジを使う前に

ガムテープやセロテープの接着面で

ペタペタと粘着剤を押しつけるようにすると、

ある程度粘着剤をテープの粘着面に移すことができます。

そうすれば、より落としやすくなるでしょう。