学校における光触媒
今日は小学校から光触媒の問い合わせ。
光触媒の発見当初は、紫外線のみ反応していたため、
外壁塗料としてのイメージが強いですが、
近年研究が進み、室内の照明にも反応するようになり、
室内でも使用することが可能です。
室内で光触媒を使用するメリットは4つ。
消臭効果
光触媒には、二酸化チタンという成分が含まれています。
この二酸化チタンが紫外線や蛍光灯などの光が当たると活性酸素を生成され、
接触する臭いの原因の物質を吸着して水と二酸化炭素に分解して除去します。
タバコの臭いやカビ臭、靴の臭いなど
気になるニオイを分解してくれる作用があります。
室内のニオイそのものを分解してくれるので、
室内のニオイが、まさに「なかったこと」にできます。
有害物質の分解、除去効果
室内のアレルギー疾患の原因として
建材や家具から揮発する「ホルムアルデヒド」と言われる有害物質も、
光触媒コーティングが分解して、除去する効果があります。
光触媒はシックハウス対策にも効果的です。
抗菌・防カビ効果
光触媒は消臭効果に加えて、
ノロウイルスやインフルエンザ、大腸菌、サルモネラ菌、
カビ菌などを分解して除去する効果を持っています。
汚れなどの付着も触媒によって防ぐことができるので、
水回りなどのカビが生えやすい場所にもおすすめです。
予め室内に光触媒コーティングを施しておけば、
カビに悩まされる梅雨の時期も安心。
防汚効果
光触媒は、壁クロスに接触するアンモニアや
その他の化学物質を分解して除去する効果があるため、
タバコなどによる黄ばみを抑制する効果があります。
その結果、清掃やリフォームのコストダウンにもつながります。
デメリットとしては、費用の高さ。
ただ、半永久的に効果が期待されるため、
いちど施工してしまえば追加の費用はかかりません。
特別なメンテナンスも不要です。
コロナ禍の今、
子供達が安心して学校生活を送れるよう
光触媒コーティングを試してみてはいかがでしょう。