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巾木(幅木)の掃除

今日のご依頼は巾木(幅木)。
巾木(幅木)とは、
壁と床の境目に取り付ける部材のことです。

壁と床にできる隙間を隠して、

見た目をきれいにする役割と、

掃除機を使用する際に壁にぶつけてしまった時に

クロス等を傷つけない役割があります。

 

巾木には「木材」と

「塩化ビニル材」でできたものがあり、

それぞれ「木巾木」「ソフト巾木」と呼ばれます。

 

「木巾木」は木製の巾木で、

木製フローリングと合わせて採用されることが多い

巾木です。

 

木巾木は厚みが約7~9mm程度あるので、

その部分にほこりが溜まりやすくなります。

 

 

ソフト巾木は塩化ビニル素材でできた巾木で、

柔らかく施工しやすいので

カーブのある壁にも施工ができます。

 

住宅ではクッションフロアの床材と合わせて

採用されることが多く、

施設などではカーペットと合わせて

採用されることもあります。

 

耐水性があるので、

水廻りにはソフト巾木を採用していることも多いです。

 

 

そんな巾木の掃除の仕方は以下の通り。

 

まずは表面の埃を取り除きます。

 

ダイソーのおそうじ棒が便利です。

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細い棒の先についているマイクロファイバーが

巾木の上スペースのホコリをスッと落としてくれます。

 

ホコリを取り除いても、汚れが残っている場合は

重曹とメラミンスポンジで落としていきます。

 

「重曹」は、研磨作用や消臭作用があり、

巾木の掃除にも使用することができます。

 

小さいお子さんやペットがいる家庭でも

安心して使用できるので便利です。

 

掃除を始める前に重曹ペーストを作ります。

 

「重曹3・水1」の割合で用意し、

スプーンなどで混ぜれば完成です。

 

少し水で濡らしたメラミンスポンジに重曹ペーストをつけて、

巾木の汚れを落としていきます。

 

この時、壁紙まで一緒に擦らないように注意して下さい。

 

壁紙が削れる可能性もあります。

 

 

メラミンスポンジでこすった後は、

汚れた水や重曹ペーストを取り除きます。

 

タオルか雑巾を用意し、軽く水拭きをします。

 

 

きれいにした後は

巾木の汚れ防止に

糊残りの少ないマスキングテープや

メンディングテープを貼っておくと

掃除の手間が省けます。

 

貼る時は、

テープをピーンッと少し引っ張りながら貼ると

綺麗に貼れます。