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梅雨の晴れ間は草むしり日和

この時期のご依頼で一番多いのはエアコンクリーニングですが、

草むしりのご相談も多くなります。

 

 

多年生植物は、

冬になれば一度枯れ地上からは見えなくなりますが、

地下部が生き残り、

暖かい時期になるにつれて急激に成長します。

 

暑くなる5月~8月は植物の生育旺盛期。

 

刈っても刈っても伸びてくる手ごわい相手に

立ち向かうのに適した時期は、梅雨頃の6月です。

 

土が乾燥していると

しっかり根を張った植物を抜くのに力も時間もかかるので大変ですが、

雨が降って湿った土から生えた植物ならば引っぱる力も少なく、

根っこから簡単に抜くことができます。

 

特に、梅雨の時期に水分を蓄えた植物は夏に入ると大きく成長し、

根を広げてしまうので草むしりが重労働になります。

 

 

今年は関東でも来週あたりから梅雨入りの予報のため

梅雨の合間の5月末から6月のはじめにかけて草むしりを行うと

楽に作業ができそうです。

 

 

草むしりの際は、以下に注意して行いましょう。

 

1.熱中症対策

熱中症対策のため、帽子をかぶりましょう。

速乾性に優れている綿や麻、ポリエステルの素材を選ぶと快適です。

 

2.虫刺され対策

草むしりの服装は長そでと長ズボン、軍手が基本です。

作業中はできるだけ肌の露出を減らすように対処しましょう。

虫除けスプレーも効果的です。

 

3.アレルギー対策

花粉アレルギーをお持ちの方は、マスクやゴーグルを装着しましょう。

アレルギーをお持ちの方は、

できれば開花シーズン前の3月頃に

草むしりをおこなうと良さそう。

 

また、道具は、ねじり鎌が1本あると便利です。

左手で草を軽く引っ張りながら、

先端を土に差し込むだけでスイスイと草が抜けます。

 

 

いわゆる「雑草」が生い茂った庭や玄関先は

手入れが行き届かず荒れた印象になります。

 

「雑草」=「やっかいもの」というイメージですが、

「雑草」といった言葉で

多種多様な植物を一括りにして排除するのではなく、

自然環境に配慮し、個々の個性や特徴を生かせたらいいのに、

と思います。

 

「すべての草に名があり役割がある(by牧野富太郎)」ですね。