植木の植え替え
今日はベランダ掃除のついでに
懸案事項だった植木の植え替えに挑戦。
ウン10年ほど前の母の日に
息子がプレゼントしてくれた「ユッカ」。
青年の木と呼ばれるだけあって、
力強く、成長を続け、今や巨木に。
調べたところ、
5月は植え替えに適しているそうなので、
以下の手順でチャレンジしてみました。
まず植え替えが必要かどうかのチェック。
・鉢に対して株が大きく生長し
バランスが悪くなっている。
・購入して2年以上経過している。
・鉢底の穴から根が張り出している。
・水を与えても土にしみ込んでいかない。
一つでも当てはまれば植え替えのタイミングです。
観葉植物の多くは購入から2年もたてば、
鉢の中が根でいっぱいになってしまいます。
鉢の中で根でいっぱいになると、
土の中の酸素が不足し、根が腐ったり、
土の中の養分が不足し葉の色が悪くなったりします。
そこで上記のような兆候が見られたときが
植え替えのタイミングになります。
まず鉢から根鉢を丁寧に抜きます。
鉢から抜き取ると、
枯れた根や古い土があるので、
手でほぐしながら取り除きます。
土は全て綺麗に取り除くのではなく、
軽くほぐして取れる程度(全体の1/3くらい)で
大丈夫。
鉢はひとまわり大きなサイズの鉢にして下さい。
排水をよくする為に「鉢底の土」や
軽石を2~3㎝(10号鉢の場合)入れます。
その際に、鉢に大きな穴が空いていれば、
石や土が落ちないように、
鉢底用のネットを敷いてください。
その上に土を3㎝程度、薄く敷きます。
根を整理した植物を入れ、
植木の向きや、傾きが無いよう
根の隙間に土を入れていきます。
土を入れ終わったら、
まんべんなく水やりをします。
植え替え後の一番重要なポイントは
養生だそう。
これを失敗すると枯れることも。
養生のポイントは以下の4つです。
①風の当たらない明るい日陰に置くこと。
②水やりは土が乾いてから与え、
代わりにこまめに葉水を与えること。
③肥料を与えないこと。
④置く場所をあちこち変えず、
馴染ませること。
手をかけなくても
病気もせず、すくすく育つユッカ。
植物もヒトも適度な距離感が大事なのだと
気付いた連休最終日でした。