今回は、老舗某うなぎ屋さんからのご依頼で

業務用ガスコンロの掃除に久保田と新人小林が対応しました。

業務用ガスコンロは

直接食材が触れるわけではないにしろ、

厨房全体の衛生管理の観点からしてもなるべく清潔に保ちたいものです。

業務用ガスレンジは大きく3つのパーツに分けられます。

・バーナー

・五徳

・天板部

定期的に、バーナー・五徳の表面をワイヤーブラシ等で汚れを落とし、

炎孔は竹串や楊枝など細い棒状のもので突いて詰まりを除去することで、

業務用コンロを長く安心して使うことができます。

まず天板部。

ステンレス製の天板はブラシで擦るとキズがついてしまうため、

雑巾などで拭き掃除を行いましょう。

その際、シンナー等を使うと塗装剥がれ・変色の原因になる可能性があるため

基本的には水で、油汚れが多い場合は中性洗剤に浸した雑巾を使って拭き掃除を行いましょう。

油汚れをこびりつかせないためにもこまめに清掃したい場所です。

次に五徳。油汚れがこびりつきやすい場所です。

こちらは家庭用のガスコンロ同様、重曹を水に溶かしたもので洗いましょう。

最後にバーナー。

バーナーは吹きこぼれた汁物などの汚れがたまりやすい部分です。

まず外炎と内炎のバーナーの隙間のゴミを取り除きます。

次に専用ブラシや金物ブラシ等でやさしくゴミを払います。

そのあとにバーナーの炎孔の部分を竹串や楊枝など細い棒状のもので掃除しましょう。

バーナーの炎孔掃除は力を入れすぎて穴の大きさを拡大しないよう注意しましょう。

鋳物製のコンロの場合は、高カロリーバーナーで焼き切り、

付着した油、ゴミ、などの汚れを取り除く方法もあります。

こちらは専門の業者に依頼してください。