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浴室換気扇が動かない原因

今日は浴室の換気扇が動かない、というご相談。

 

換気扇が動かない原因はいくつかあります。

 

・汚れが溜まっている

換気扇は汚れがたまりやすい場所です。

もし長年掃除をしていないのであれば、

蓄積した汚れをきれいにすることで改善する可能性が高いです。

 

・サビついている

湿気の多い浴室の換気扇には、サビが発生することがあります。

浴室は家の中でも特に水気が多い場所なので、

使用後は換気扇を回し、

それ以外の時間帯にも24時間換気システムを作動させるなど

常に換気をしておかないと、湿気がこもってしまいます。

もしモーター部分までサビてしまうと

換気扇を取り換えるほか打つ手がありません。

風通しを良くして湿気を取り除くと、

ある程度錆びを防ぐことは可能ですが、

一度サビてしまうと再びサビてしまうサイクルも早くなります。

 

・配線や部品の故障

換気扇は電気製品のため、電気回路が故障すると動かなくなってしまいます。

水回りに設置されている換気扇は

何かの拍子で水が回線に付着しショートしてしまう場合があります。

また単純に部品の故障も考えられます。

回線や部品の故障は見た目だけでは分かりづらいので、

業者に見てもらいましょう。

 

・スイッチの故障

まれに見られるのがスイッチの不具合です。

スイッチが故障していた場合は、

スイッチ部分のみの交換で直りますが、

配線に関係する場所であるため、業者に依頼することになります。

 

・経年劣化

換気扇の寿命は10年程度といわれています。

設置されてから10年以上経過しているのであれば

経年劣化している可能性が高いです。

換気扇の寿命は、使用頻度や設置場所を問わず、

どの換気扇にも起こりうる原因であるため、

長期間設置してある換気扇の場合は、買い替えを検討しましょう。

 

 

業者を呼ぶ前に、まずは換気扇を掃除してみましょう。

 

お風呂の換気扇掃除をはじめる前に、ブレーカーを落としましょう。

掃除中に誤って換気扇が動いたり、

感電したりすることを防ぎます。

 

またケガや手荒れ防止のためにゴム手袋を、

ホコリを吸い込まないようマスクを着用しましょう。

 

まず、ドライバーで換気扇のネジを外し、フィルターを外します。

 

カバー、ファンも外し、新聞紙などの上に置いておきます。

 

中性洗剤を吹き付けて10分程度放置し、

油汚れが浮いてくるのを待ちます。

 

スポンジで洗い流し、フィルターを乾燥させます。

 

換気扇内部の汚れをぞうきんで拭き取ります。

 

最後にすべての部品を取り付けて完了。