【おそうじマスターズコラム】ハウスクリーニングのプロ直伝!レンジフード(換気扇)のお掃除手順
お料理の際のにおいや油煙を外に排出するレンジフード(換気扇)は、汚れがとても溜まりやすい部分です。
放っておくと、汚れた油がフライパンの中に垂れてきたり、コンロの火が引火して火災の原因になったりするため、定期的なお掃除はとても重要になります。
今回は、ハウスクリーニングのプロ「おそうじマスターズ」がオススメする、レンジフードのお掃除手順をご紹介します。
■レンジフードのお掃除手順
レンジフードは、油煙を屋外へ直接排出する「プロペラファンタイプ」と、ダクト(送風管)を通じて排出する「シロッコファンタイプ」の2種類が主なタイプです。
以下では、どちらのタイプでも効率良くお掃除できる手順をご紹介します。
□お掃除で使用するアイテム
・ゴム手袋
・使わなくなったタオル
・ビニール袋(45リットル以上)2枚
・重曹
・スプレーボトル
・塗装用ブラシ
・雑巾
□STEP1:事前準備
ケガや汚れを防ぐため、3つの事前準備をしておきましょう。
・電源プラグを抜くかブレーカーを落とす(作業中にファンが動き出すと大変危険)
・コンロや床に新聞紙を敷く
・ゴム手袋を着用する
□STEP2:パーツの取り外し
カバー、ファン、フィルターを取り外していきます。
取り外し方は、レンジフードに付属している取扱説明書をご確認ください。
ちなみに、ファンのネジを緩めるには、通常のネジとは逆である「右回転」で回します。
□STEP3:取り外したパーツをつけ置き
キズ防止のタオルを敷き詰めたシンクにビニール袋を2枚重ね広げ、取り外したパーツ・重曹(1カップ)・お湯(40〜50度)を入れ、10分〜20分程放置します。
□STEP4:フード周り・内側のお掃除
このSTEPでは、重曹を溶かしたお湯をスプレーボトルに入れて使用します。
汚れに重曹を溶かしたお湯を吹きかけた後、キッチンペーパー等で覆い、5分程つけ置きします。
時間が経ったら、覆っていたキッチンペーパーでふき取りましょう。
□STEP5:つけ置きしたパーツの洗浄
最後に、STEP3でつけ置きしていたパーツをブラシでこすります。
浮いた汚れをこすり落とし、水ですすいだ後、パーツを乾燥させてお掃除完了です。
ちなみに、プロペラファンであれば使い古しの歯ブラシでも構いませんが、シロッコファンのような複雑な構造の場合は、毛足が柔らかくカーブが利いた形状の「塗装用ブラシ」が便利です。
■ポイントは「お湯」と「つけ置き」
油汚れを落とす際は、油が固まって落ちにくくなる冷たい水を使用するのではなく、お湯を使用するのが鉄則です。
また、つけ置きをすることにより、汚れに洗剤のパワーが十分に伝わり、きれいに落ちやすくなります。
汚れは、洗剤をかけた直後に拭くのではなく、時間をおいてから拭くようにしましょう。
■どれくらいのペースでお掃除すべき?
基本的に、レンジフードはこまめにお掃除をするのが理想ですが、3ヶ月に一度お掃除すればキレイに保つことができます。
しかし、レンジフードのお掃除はずっと上向きの体勢になってしまうので、体への負担も大きく、定期的にお手入れをするとなると大変です。
ハウスクリーニングのプロ「おそうじマスターズ」は、手ごわいドロドロ油汚れもプロのお掃除テクニックでピカピカなレンジフードに変貌させます。
また、定期契約をご検討のお客様には、常にキレイなキッチンを保てるお掃除プランをご提案いたします。
お見積もりは無料で承りますので、是非一度お気軽にご相談ください。