今回は鳥（特に鳩）対策について。

 

 

昔から伝書鳩などとして利用されてきた鳩。

 

その帰巣本能は侮れません。

 

せっかくベランダをキレイにしても

また鳩が戻ってきて元の木阿弥、ということに。

 

鳩は周囲3方向を囲まれている場所が

最も居心地よいと感じるそう。

 

天敵に狙われず、雨に濡れない場所だからです。

 

鳩が巣づくりをする場所で多いのは、

マンションの場合、

ベランダにあるエアコン室外機の裏、

ベランダに置かれた植木鉢でできた死角など。

 

一戸建ての場合は、

マンション同様にベランダが狙われるほか、

使われていない雨樋や戸袋等もあげられます。

 

 

場所への執着心が強いので、

巣をつくらせないことが大切ですが、

そのためには

鳩に『居心地の悪い場所』だと認識させることです。

 

 

ます、手始めにベランダの整理整頓をしましょう。

 

ダンボールが積んであったり、

ゴミ袋があったりすると、その影に鳥が潜むことも。

 

ベランダには物を置かないようにし、

ベランダの床や手すりは定期的に掃除しましょう。

 

鳩は「ここは安全だ」とわかると糞をして

目印にするといわれています。

 

そのため、

目印である糞をきれいに取り除くことが大切です。

 

きれいに掃除をしても、またぞろ鳩がやってきて

いたちごっこの場合には

鳥よけネットを取り付けて、

物理的に鳩の侵入を遮断しましょう。

 

マンションによっては外観を損なうという理由から

鳥よけネットの設置を禁止していることがあるので、

設置する前に管理人や大家さんに確認しましょう。

 

また、消防法にも気をつけなければなりません。

 

避難経路を確保できる素材であったり、

燃えにくい難燃剤入りのネット等を選びましょう。

 

ご自身では設置が難しい、という場合は、

ベランダクリーニングのご依頼の際、

ぜひご相談ください。

 

 

このほか、

磁石やCDをぶら下げる、

ハーブやバラの花のプランターを置く、

忌避スプレーを吹きかける、など

紹介されておりますが、

一時的な効果はあるものの、

長期的な効果はないようです。

 

 

見ているだけならかわいい鳥も、

我が家のベランダにフンをするとなると話は別。

 

汚いだけでなく健康にも害を与える鳥のフンは、

非常に危険です。

 

定期的に掃除を行い、清潔で安全なベランダに。