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【おそうじコラム】クレヨン、色鉛筆、油性マジック…子どもの落書きをキレイに落とすお掃除のコツ

小さなお子様のいるご家庭では、子どもの落書き対策は一度に一度は頭を悩ませるもの。
想像の翼を広げ、のびのびと自由にお絵描きするのは邪魔したくないけど、キレイな床やテーブルの上に伸びた線をきれいに消すのは難しく、とくにアパートやマンションなど賃貸住宅では思わず敷金のことを考えて頭を抱えてしまいますよね。

 

 

クレヨンや油性マジックの落書き汚れをキレイに落とすには、早めの対処が基本です。
油汚れは時間が経つほど素材との結びつきが強くなりますし、木製の床や家具など油の染み込みやすい素材の場合は内部まで染み込んでしまします。

 

そこで今回は、ご家庭にあるものを使ってクレヨンや色鉛筆、油性・水性マジックなど子どもの落書きをきれいに落とすためのおすすめテクニックをまとめました。

 

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■フローリングや床の落書き落としは?

フローリングの床などにはみ出したクレヨンの落書きは、乾いた布に住居用の洗剤をすこし染み込ませて落とせます。このとき、はじめからゴシゴシと拭き取ろうとするとクレヨンの色素が床全体に広がってしまうことがあるので、最初は色素の油を吸い込むように、丸めた布に洗剤を軽く染み込ませて落書きの汚れの上をポンポンと軽く叩きましょう。

フローリングのスキマや凹凸のある床に付いた落書きを落とす秘密兵器としては消しゴムが有名ですが、通常の消しゴムの場合ワックスや塗料まで一緒に剝がしてしまうことも。傷を残さず汚れを落とすなら、画材店などに売っている真っ白な「練り消し」をひとつ準備しておくと重宝します。


■窓ガラスやガラステーブルの落書き落としは?

窓ガラスやガラステーブルに付いたクレヨンやマジックの油性汚れは、柔らかい布や脱脂綿に住居用の洗剤や、爪のマニキュアを落とす除光液を染み込ませて拭き取りましょう。

ザラザラとした曇りガラスや、表面に凹凸の加工がある壁のクロスなら、布のかわりに毛先の柔らかい古い歯ブラシを使って、円を描くように動かせばスキマの中まで奇麗に落とせます。洗剤やシンナー類はクロスを変色させてしまうことがあるので、研磨剤の入っていない歯磨きなどを使いましょう。


 

■木製家具など、傷つきやすい家具の落書き落としは?

100円ショップに売っているメラニンスポンジは、表面がクレンジングオイルよりさらに細かい粒子でできているため傷が付きづらいのでオススメです。このとき、同じ方向にこすりつけてしまうと傷の原因になるので、表面のツヤを消さないように力を入れずに円を書くように動かしましょう。
どうしても落ちない汚れは、柔らかいガーゼに研磨剤の入っていない歯磨き粉を付け、優しく磨くようにくるくる回すと少しずつ汚れを落とすことができます。


 

■水性のマジックやボールペンの落書き落としは?

水性とはいえ、単純に水拭きしても落ちにくいマジックやボールペンの落書き。
ご家庭にあるガラスクリーナーは、水性のインクを落とすのに適しています。このとき注意したいのは、雑巾などに含ませて一気に掃除しようとすると、クリーナーや洗剤で溶け出したインクが全体に広まってしまうおそれがあること。
綿棒を少しずつクリーナーに浸しながら、落書きの細い線をなぞるように汚れを落としましょう。


 

■はじめてのお絵かきには、水で落とせるクレヨンや、天然素材のクレヨンを!

1歳も後半になると、大人をマネして文字のような線を書いてみたり、キレイな色でお絵かきするのが楽しくて仕方のない時期。はじめてのお絵かき道具といえばクレヨンが定番ですよね。

最近では、服や床についてもすぐに洗えば簡単に落とせる水で落とせるクレヨンや、子どもが舐めても大丈夫な天然素材の蜜蝋を主な成分としたクレヨンも売っています。
水で落ちるクレヨンなら水性マジックやボールペンと同じ対策でOK。蜜蝋クレヨンなら油性汚れにあわせた対策できれいに落とせます。

落書き落としは、早めの対策が第一。子どものお絵描きの画材に合わせたお掃除道具を、いつもお部屋の片隅に準備しておきましょう。