サンルームのお掃除
今日のご依頼は、サンルームのお掃除。
暖かい太陽光を家の中に取り込む、
サンルームやガーデンルームは、
ルームウェアのままで日向ぼっこをしたり、
洗濯物を部屋干ししたりと、
生活をワンランクアップしてくれる
快適な空間ですね。
そんな快適空間を長く綺麗に保つための
お手入れをご紹介します。
年に1回は必ず、ネジやボルトなどを点検する
長くサンルームを使うためには、
年に1回、必ず点検をして下さい。
点検は、サンルームに使用されている
ネジやボルトなどに緩みがないかどうか、
シーリング材やガラス、
パネルにヒビ割れや変形がないか等を確認します。
もし、ネジやボルトを締め直しても、
すぐに緩んでしまうなどの場合は、
腐食している可能性が考えられます。
また、ヒビや変形が見られる場合でも、
ちょっとした衝撃などで
破損してしまうことがあります。
点検の際、異常が見られる場合は
すぐに業者にみてもらうなどの対処をしましょう。
汚れが付いたらこまめに掃除する
サンルームを綺麗な状態のまま長持ちさせるためには、
こまめな掃除が大切です。
日頃の手入れは、
材質が異なってもその方法はほとんど同じです。
1.ほうきや乾いたやわらかい布などで、
表面に付いた埃や砂を払い落とします。
2.お湯またはぬるま湯に浸けた雑巾を固く絞り、
全体を拭き取ります。
3.乾いた布で、水分を残さないよう
しっかりと拭き取ります。
日頃の手入れでは落とせない汚れが付着した場合は、
材質ごとに手入れ方法を変える必要があります。
ガラス
ガラスに付いた汚れは、
ガラスクリーナーなどを窓に直接吹きかける、
又は雑巾などに洗剤を吹き付け染み込ませてから
汚れを拭き、乾いた布で洗浄液を拭き取ります。
雑巾などの他、スクイージーといった
窓ガラス専用の道具などを使うと便利です。
また、ガラスを手入れする際は、
外側のガラスから行うと効率的。
ポリカーボネート
ポリカーボネートに付いた汚れは、
エタノールを染み込ませた柔らかい布などで
汚れを拭き取ると落ちることがあります。
エタノールで拭き取った後は、
速やかに乾いた布などで拭き取るか、
普段のお手入れの手順を行って下さい。
この時、ゴシゴシと力を入れて擦ってしまうと、
擦った跡がそのまま残る事があります。
ポリカーボネートは傷つきやすい材質のため、
なるべく柔らかい布で力を入れず丁寧に行って下さい。
また、ポリカーボネートはガラスクリーナーなどの
有機溶剤を含む洗剤を使用してしまうと、
ヒビ割れなどを引き起こしてしまいます。
使用する洗剤には十分注意して手入れをして下さい。
アルミ
アルミに付いた汚れ、
特にサビなどが発生してしまった場合は、
目の細かいやすりか、
ナイロンでできた研磨材などの道具を使用すると
落とす事ができます。
道具を使って直接汚れやサビを軽く擦り、
水洗いして乾いた布で水分を拭き取って下さい。
木材
木材に雨ジミや油汚れなどの
汚れが付いてしまった場合、
水洗いだけで落とせない場合は
中性洗剤とデッキブラシを併用します。
または、高圧洗浄機を使うと便利です。
ただし、木材などを傷めてしまう可能性もあるため、
使用頻度は年に2~3回を目安に行って下さい。
海沿いや交通量が多い道路沿いなどは
掃除回数を増やす
サンルームは、設置する立地によっては
汚れが付きやすいため、
状況に応じて掃除回数を増やす必要があります。
特に、海沿いや交通量の多い道路沿い、
工業地帯などは、
潮風や排気ガスなどの影響を受けやすいです。
塩分を含む潮風や、
有害物質を含む排気ガスなども
長い時間放置すると腐食の原因となります。
手入れが行き届かない、
汚れが落ちない時はプロに依頼する
サンルームを長く綺麗に保つためには、
専門の業者に掃除を依頼するという方法もあります。
サンルームの多くは、
リビングなどの掃き出し窓を囲うように
屋根や窓が取り付けられています。
手が届く場所はこまめな掃除などが可能ですが、
屋根などの高い位置にある箇所や
目につきにくい箇所などは、
どうしても手入れが行き届かないことがあります。
プロは、素人では落とせない汚れや、
手が届かない所など隅々まで綺麗にしてくれます。