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スズメバチの駆除

危険生物「スズメバチ」。

 

7月後半から9月いっぱいまでの時期は、

スズメバチが攻撃的になる危険な時期です。

 

さらに10月は

スズメバチが数少ない餌を確保するために、

また女王蜂を守るために最も凶暴になる時期です。

 

巣も大きくなるため蜂の数も増加します。

 

刺される被害が最も多くなるのも、この時期です。

 

この時期の駆除は大変な危険が伴いますので、

無理に手出しはせず、

専門の駆除業者に依頼することを強くお勧めします。

 

 

駆除に適した時期は、

女王バチだけが単独で巣づくりしている6月くらいまでの、

小さな巣(徳利を逆さにした形)のうちです。

 

巣を作られやすい場所は以下です。

  • 天井裏・壁の中(スズメバチのみ)
  • 床下・戸袋の中(スズメバチのみ)
  • 垣根・植え込みの中
  • 木の洞の中(スズメバチのみ)

 

巣が小さい場合でも、処置を誤ると危険な場合がありますので、

安全に十分に注意してください。

 

危険を感じたら、無理をせず、専門の駆除業者にご依頼ください。

 

 

蜂には朝から昼にかけて活動し、

夕方から夜にかけて巣で休む習性があります。

 

また、日本にいるスズメバチは、

夜間に関しては照明などの明かりがないかぎり、

まともに飛ぶこともできないといわれているほど

暗さを苦手としています。

 

駆除は夕方以降に行い、一網打尽を狙います。

 

ただし、スズメバチのなかでもキイロスズメバチは、

夜間は休息こそしているものの警戒を怠らないという性質があります。

 

夜間だからといって安心した気持ちで巣に近づくのは禁物です。

 

ボール型に大きくなった巣の駆除は大変危険ですので、

専門の駆除業者にご依頼ください。

 

 

ちなみに、冬の間は働き蜂がすべて死んでしまっている上、

女王蜂も冬眠しています。

 

この時期であれば攻撃される危険も当然ないので、

自分で駆除することも可能でしょう。

 

ゴミ袋などに巣を入れて、燃えるゴミに出すだけです。

 

ただ、11月頃はまだ蜂が残っている可能性があります。

 

確実に蜂のいない時期を狙うのであれば、

12~3月頃まで待ったほうがよいでしょう。

 

とはいえ、10月にスズメバチの巣を見つけたあと、

蜂がいなくなるまで放置するとなると、

それまでの間は刺されてしまう危険があります。

 

危険を最小限にするためにも、

迅速に駆除してくれる業者に依頼することをおすすめします。

 

 

横浜市では、

スズメバチやアシナガバチなどに関する相談、

駆除業者の案内及びご自分で駆除をされる際の防護服や

駆除機材の貸出しを行っています。

 

詳しくは福祉保健センター生活衛生課へご相談ください。