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タープ、オーニングのお手入れ

タープの洗浄のご相談がありました。

タープとは「太陽の日差しや雨を防ぐための大きな布」のことを指します。

英語では「Tarp」と書き「防水シート」という意味をもちます。

タープを張ることによって屋根ができるため、

空から降り注ぐ太陽の光や突然の雨を防いでくれます。

特に強い日差しが照りつける夏のキャンプでは、

熱中症対策や日焼け対策としても役立ちます。

今回は店舗でご使用中のものとのことでしたので、

同じような効果プラス雨避けとしての効果もあるオーニングの洗浄について

ご案内したいと思います。

外に設置されたオーニングは雨に打たれ、

排気ガスで汚れ、直射日光に照らされ・・・

放置していると劣化が進みます。

汚れているとお店・会社のイメージも悪くなりますね。

特に飲食店ですと清潔感が大事です。

こまめにお手入れをしましょう。

まず、

ブラシでホコリを落とします。

柔らかめのブラシやホウキなどで、

キャンバスの表面に付いたホコリや土、砂などをしっかりと落としましょう。

中性洗剤を活用して布などで拭く

バケツなどに中性洗剤を入れて水で薄めたものを、

雑巾などに染み込ませてから全体を拭き掃除しましょう。

汚れの気になる部分は歯ブラシなどで優しくこすります。

カビはカビ取り漂白剤を活用して布などで拭く

カビなどが気になる場合には、専用のカビ取り漂白剤を活用しましょう。

ただし、キャンバスの素材や色によっては変色したり色落ちしたりする心配もあります。

まずは、目立たないところで試してみると安心です。

オーニングの柱を掃除する方法

オーニングはキャンバス部分だけでなく、

柱などのフレームの部分も砂埃や雨、手垢などで汚れてしまいます。

汚れをそのまま放置しておくと、シミになってしまったり、

変色が起こってしまったりすることもあるため、

定期的にお手入れをして汚れを取り除くことが大切です。

雑巾などに薄めた中性洗剤を染み込ませ、柱の部分の汚れを取り除いていきましょう。

洗剤が残ったままになっていると、シミの原因になってしまうこともあるため、

掃除の最後には水で濡らしたキレイな雑巾で全体を拭き上げましょう。

オーニングの設置場所によっては、作業がしづらい場合や危険を伴うこともありますので、

そういった場合には専門業者への依頼をおすすめします。