虫対策に防虫網戸
暖かい日が続くようになり、私たちだけではなく、
虫たちにとっても活動しやすい季節がやってきました。
これからの時期に気になるのが、家に侵入してくる虫ですね。
換気のために窓を開けていると
網戸があっても虫は侵入してきます。
本格的な虫の季節がやって来る前に網戸の点検をしましょう。
網戸に歪みや隙間はないでしょうか。
網目が大きいと簡単に虫が通過してしまいます。
網目はメッシュという単位で大きさを表しています。
数値が大きいほど網目が細かくなります。
一般的な戸建て住宅の網戸は18メッシュが通説となっています。
ちなみに18メッシュは1.15mm幅の四角形ですから、
体長が1.15mm以下の虫(センチニクバエ、チョウバエ)は侵入してしまいます。
虫の侵入を防ぐためには網目の細かい網戸に変更することが効果的ですが、
メッシュが細かいということは網の隙間が少なくなるので、
網戸の先の景色が鮮明に見えづらくなります。
また風通しが悪くなるというデメリットも。
ただし、メッシュが細かいと物理的な耐久性が上がるため、
穴があいたり亀裂が入ったりしにくくなり、相対的に使用できる年数も長くなります。
網戸のメッシュによるメリットとデメリットを考慮して
どの効果を優先するかで自宅に合った網戸を選ぶとよいと思います。
今、弊社でおススメしているのが、防虫網戸です。
人やペットに安心な薬剤を練り込んだ薬剤入り防虫網で
虫を殺さずに遠ざける効果があります。
薬剤により、虫はネットにとまり続ける事ができず、
やがて飛び去ります。
虫を「殺さず遠ざける」配合なので、薬剤も微量。
殺虫しないので、窓回りが汚れる事もありません。
その効果は5年ほど続くらしいです。
薬剤は長期に安定して樹脂表面へ染み出しますが、
空中へ揮発・蒸散しないので、知らずに吸引する事もありません。
家に侵入した虫をその都度、駆除をする方法もありますが、
やはり虫が入ってこない環境を作ることが重要です。
虫は家の隙間から入ってくるので、
網戸だけではなく、窓や扉も見直してみるといいかもしれませんね。